KOUEI-LAB データで読む公営競技

KEIBA SIRE DATA — エスポワールシチー

NAR SIRE / 11 VENUES / 10,059 RUNS エスポワールシチー産駒は「地方ダートで数字を残す」
——会場・距離・馬場・母父を実数で並べる

エスポワールシチー産駒の地方競馬10,059走を2017〜2026年で集計した。複勝率は35.6%。出走したレースの頭数から期待される28.3%に対して+7.3ptで、地方ダートで明確に走る。馬場状態による振れは小さい。

集計期間: 2017-11-09 〜 2026-06-17(10,059走/11場)

複勝率
35.6%
勝率
12.9%
頭数補正後
+7.3pt
集計出走
10,059
01

会場別 — どの競馬場で数字が動くか

会場ごとの補正差は最大13.5pt開くが、1会場あたりの標本誤差が±2.3pt前後あるため、この幅は偶然のぶれで説明できる範囲にとどまる。数値は参考として並べるが、会場で買い分ける根拠にはしにくい。

会場別バイアスマップ

Venue bias (field-size corrected)
大井 +6.5pt2,173走
園田 +13.7pt1,356走
川崎 +3.5pt1,134走
門別 +11.5pt1,051走
浦和 +6.0pt874走
高知 +7.2pt861走
船橋 +0.4pt762走
佐賀 +5.4pt564走
金沢 +8.7pt458走
水沢 +12.8pt446走
名古屋 +0.2pt380走

横棒は中央(0pt)からの振れ幅で、中央より右へ伸びていれば頭数から期待される複勝率を上回っている。 対象は150走以上の会場のみ。

02

馬場状態 — 渋って買うか、良で買うか

良馬場の複勝率34.2%(4,739走)に対し、渋った馬場(稍重・重・不良)は36.8%(5,299走)。頭数補正後の差は+2.5ptで、馬場状態でほとんど変わらないタイプ。

馬場出走勝率複勝率頭数からの期待値補正差
4,739走 12.5% 34.2% 28.2% +6.0pt
稍重・重・不良 5,299走 13.2% 36.8% 28.3% +8.5pt

地方のダートは散水込みで馬場が動くため「渋=稍重・重・不良」でまとめている。対象は良・渋それぞれ300走以上。

03

距離適性 — どの距離帯で走るか

距離帯の補正差は最大5.3pt。最も高いのは短距離(〜1200m)で+8.6pt、3,337走ぶんの数字。

距離帯出走勝率複勝率補正差
短距離(〜1200m) 3,337走 12.6% 36.4% +8.6pt
マイル(1201〜1600m) 6,060走 13.2% 35.5% +7.0pt
中距離(1601m〜) 662走 11.0% 32.0% +3.3pt

対象は200走以上の距離帯のみ。2帯以上そろわない場合はこの節を出さない。

04

コース別 — 会場×距離で見る

会場をさらに距離で割って、コース単位でも並べた。会場より標本が小さくなるぶん数字は振れやすい。出走数の多い順に19コースを掲載する。

コース出走複勝率補正差
1 大井1200m 1,069走 30.8% +7.6pt
2 園田1400m 701走 43.7% +13.3pt
3 門別1200m 508走 42.5% +12.1pt
4 浦和1400m 492走 32.9% +5.6pt
5 大井1600m 475走 33.7% +8.3pt
6 大井1400m 451走 28.8% +3.6pt
7 高知1400m 428走 34.6% +5.6pt
8 船橋1200m 380走 28.7% +0.2pt
9 川崎1400m 367走 38.1% +8.8pt
10 佐賀1400m 339走 32.7% +3.6pt
11 門別1000m 326走 42.9% +12.2pt
12 川崎1500m 302走 24.8% −0.8pt
13 高知1300m 297走 42.8% +13.5pt
14 園田1230m 292走 39.7% +10.5pt
15 川崎900m 269走 32.3% +3.8pt
16 園田820m 251走 47.8% +18.7pt
17 名古屋1500m 214走 27.1% +0.4pt
18 浦和1500m 208走 27.9% +0.9pt
19 金沢1500m 207走 43.5% +10.1pt

出走数の多い順。対象は200走以上のコース。コース名のリンク先は各コースのデータページ。

05

母父別 — ニックスを実数で見る

母父別の成績を出走数の多い順に12組。母父の組み合わせはセルが小さく、順位そのものは偶然で入れ替わる。数字は向きを見る材料として並べている。

エスポワールシチー × 母父 出走 複勝率 補正差
母父 キングカメハメハ 503 30.4% +2.9pt
母父 クロフネ 448 44.0% +15.1pt
母父 フレンチデピュティ 378 36.5% +6.1pt
母父 コマンダーインチーフ 334 30.8% +2.4pt
母父 アグネスデジタル 290 42.1% +13.5pt
母父 タイキシャトル 274 27.4% −0.2pt
母父 フォーティナイナー 252 31.0% +4.9pt
母父 サウスヴィグラス 219 36.5% +8.6pt
母父 アルカセット 186 33.9% +3.8pt
母父 フジキセキ 160 50.0% +19.2pt
母父 トワイニング 158 29.1% −0.2pt
母父 ファスリエフ 156 27.6% −0.8pt

出走数の多い順。対象は150走以上の母父。順位は標本のぶれで入れ替わるため、上位=相性が良いという読み方はしない。

このページの数字の読み方

複勝率は標本が小さいほど偶然で動く。エスポワールシチー産駒の総合10,059走なら誤差は±0.5pt程度だが、会場別(11場)では±2.3pt前後まで広がる。本ページでは各セルに最低出走数のガードをかけたうえで、差が誤差の範囲かどうかを本文で明示している。

06

エスポワールシチー産駒・3行まとめ

地方ダート向きの血統

複勝率35.6%、頭数補正後+7.3pt(10,059走)。地方ダートで明確に走る。

馬場は問わない

良34.2% / 渋36.8%、補正後の差は+2.5pt。馬場を理由に評価を動かす必要は薄い。

距離でやや差が出る

距離帯の最大差5.3pt。短距離が+8.6ptで最も高い。