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KEIBA COURSE DATA — OI 1600m

OI DIRT 1600m 大井1600mは「前有利、ただし差しも届く」
——渋った馬場で買う血統まで一気に読む

大井ダート1600mを2017〜2026年・3,311レースぶん集計した。最初のコーナーを先頭で回った馬(逃げ)の複勝率は50.2%。勝ち馬の65%が4番手以内から出ており、これは平均12.1頭という頭数から期待される34%を+31.2pt上回る。良馬場と渋った馬場で成績が入れ替わる種牡馬——「馬場で買い替える血統」もコース単位で出した。

2017-01-23 〜 2026-07-24 集計・3,311レース40,164走(当サイト独自集計)

集計レース数
3,311R
2017〜2026年・平均12.1頭
逃げ 複勝率
50.2%
勝率24.6%・脚質別トップ
内外差(頭数補正後)
+2.2pt
内(1-3枠)が上・複勝率ベース
渋った馬場の割合
52%
稍重・重・不良の合計
脚質は最初のコーナーの通過順で判定(逃げ=先頭 / 先行=2〜4番手 / 差し=中団 / 追込=後方)。前が優勢だが、差しも十分に取り切れる範囲。

このページの数字の読み方

少頭数のレースが多いコースほど、複勝率も「4番手以内で決まる率」も自然に高く出ます (6頭立てなら3頭に1頭以上が3着以内に入るため)。会場どうしを並べて比べられるように、 本ページでは頭数から決まる期待値との差(pt)を併記しています。 「+4.0pt」なら、同じ頭数構成のレースをランダムに選んだときより4ポイント高い、という意味です。

01

馬場状態別×血統 — 渋って買う種牡馬、割り引く種牡馬

コース×血統の成績表はよく見るが、「同じコースで馬場が渋ったときだけ走る血統」まではなかなか出てこない。大井1600mの血統データ34,091走を、良馬場と渋った馬場(稍重・重・不良)に分けて比べた。まずはベースとなる種牡馬ランキングから。

種牡馬(140走以上・複勝率順)出走勝率複勝率
1. スクリーンヒーロー 190走 15.3% 41.1%
2. ダノンレジェンド 202走 16.8% 36.1%
3. ロードカナロア 225走 14.2% 36.0%
4. キズナ 311走 12.9% 33.8%
5. エスポワールシチー 475走 13.7% 33.7%
6. キングカメハメハ 164走 11.6% 33.5%
7. ゴールドアリュール 393走 14.5% 33.1%
8. シニスターミニスター 499走 12.8% 32.1%
9. ホッコータルマエ 558走 9.1% 31.9%
10. ハーツクライ 260走 14.2% 31.2%

対象: 大井1600mで140走以上の種牡馬(該当75頭)。血統データが取得できた34,091走で集計。

渋った馬場で複勝率が上がる種牡馬

種牡馬渋 出走渋 複勝率良 出走良 複勝率
プリサイスエンド 155走25.2% 115走11.3% +13.9pt
ダンカーク 134走33.6% 151走22.5% +11.1pt
ディープスカイ 119走32.8% 96走22.9% +9.9pt
パイロ 441走29.5% 407走20.6% +8.9pt
スクリーンヒーロー 102走45.1% 88走36.4% +8.7pt
オルフェーヴル 163走33.1% 139走24.5% +8.6pt
リーチザクラウン 88走29.5% 88走21.6% +7.9pt
アドマイヤムーン 98走28.6% 77走20.8% +7.8pt

渋った馬場で複勝率が下がる種牡馬

種牡馬渋 出走渋 複勝率良 出走良 複勝率
ネオユニヴァース 122走18.0% 106走30.2% −12.2pt
ノヴェリスト 85走21.2% 81走32.1% −10.9pt
ルーラーシップ 201走20.4% 215走30.7% −10.3pt
ラブリーデイ 102走23.5% 117走32.5% −9.0pt
カネヒキリ 124走14.5% 97走22.7% −8.2pt
サムライハート 88走14.8% 79走22.8% −8.0pt
スマートファルコン 281走25.6% 253走32.8% −7.2pt
ロードカナロア 114走32.5% 111走39.6% −7.1pt

対象: 全体140走以上かつ良・渋それぞれ56走以上の種牡馬。 地方のダートは散水込みで馬場が動くため「渋=稍重・重・不良」でまとめている。 標本が数十走のセルは1〜2頭の当たり外れで数pt動く。傾向の「向き」を見る資料として使ってほしい。

02

枠順傾向 — 内枠有利、そして枠を選ぶ血統

生の複勝率は内(1-3枠)26.3%・外(7-8枠)23.8%。ただし外枠は多頭数レースで2頭ずつ入るぶん頭数の影響を受けるため、頭数から決まる期待値との差で比べると内(1-3枠)が外(7-8枠)を+2.2pt上回る、内がやや有利なコース。血統単位で見ると、枠との相性はさらに分かれる。

出走勝率複勝率頭数からの期待値補正差
1枠 3,464走 8.7% 26.6% 25.1% +1.5pt
2枠 3,583走 9.3% 28.6% 24.9% +3.7pt
3枠 4,487走 8.3% 24.2% 24.2% +0.0pt
4枠 5,012走 8.7% 25.3% 24.1% +1.2pt
5枠 5,500走 7.9% 24.4% 24.2% +0.2pt
6枠 5,858走 8.1% 23.6% 24.3% −0.7pt
7枠 6,069走 7.4% 23.7% 24.4% −0.7pt
8枠 6,191走 8.4% 23.9% 24.4% −0.5pt

枠番は馬番と頭数から算出(8枠制)。多頭数レースでは外枠に2頭ずつ入るため出走数が内枠より多くなる。 「頭数からの期待値」は各行の min(3,頭数)/頭数 の平均で、頭数構成の違いを取り除いて比べるための基準値。

内枠で走る種牡馬

  • サムライハート内 30.4%(46走)/ 外 11.5%(61走)
  • エンパイアメーカー内 33.9%(62走)/ 外 16.1%(87走)
  • ナカヤマフェスタ内 33.9%(56走)/ 外 18.8%(69走)

内(1-3枠)と外(7-8枠)の複勝率差が大きい順。内外それぞれ42走以上の種牡馬が対象。

外枠で走る種牡馬

  • ダノンレジェンド内 23.5%(51走)/ 外 39.7%(58走)
  • スクリーンヒーロー内 37.0%(54走)/ 外 46.7%(60走)
  • ディープブリランテ内 11.5%(61走)/ 外 20.6%(63走)

外(7-8枠)の複勝率が内(1-3枠)を上回る順。内外それぞれ42走以上の種牡馬が対象。

03

展開・脚質 — どこまで前で運べばいいか

逃げの勝率24.6%・複勝率50.2%、先行を含めると勝ち馬の65%が4番手以内から出ている(頭数から期待される34%に対し+31.2pt)。馬場が渋ると逃げの複勝率は良馬場の50.5%から49.9%へむしろ下がる。

脚質出走勝率複勝率補正差良・複勝率渋・複勝率
逃げ 3,492走 24.6% 50.2% +24.7pt 50.5% 49.9%
先行 9,978走 13.1% 35.8% +10.3pt 34.2% 37.4%
差し 13,640走 6.2% 22.6% −0.7pt 23.0% 22.1%
追込 13,054走 2.4% 11.8% −12.6pt 12.0% 11.5%

勝ち馬の脚質内訳

勝ち馬のうち4番手以内は65%。平均12.1頭という頭数から期待される34%に対し+31.2pt。

04

大井1600m・3行まとめ

前が優勢、差しも届く

逃げ複勝率50.2%、先行も35.8%。勝ち馬の65%は最初のコーナー4番手以内で、頭数補正後も+31.2pt。テンに行ける馬から組み立てたい。

枠はやや内有利

頭数補正後の内外差は+2.2pt(生の複勝率は内26.3%・外23.8%)。血統ではダノンレジェンドのように外枠で数字を上げる例もある。

渋ったら血統表を見る

渋った馬場は全体の52%。良→渋で複勝率が13.9pt動く種牡馬もいる。雨の日はもう一段絞れる。