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KEIBA COURSE DATA — OI 1200m

OI DIRT 1200m 大井1200mは「前で決まりやすい」
——渋った馬場で買う血統まで一気に読む

大井ダート1200mを2017〜2026年・4,315レースぶん集計した。最初のコーナーを先頭で回った馬(逃げ)の複勝率は43.4%。勝ち馬の69%が4番手以内から出ており、これは平均13.0頭という頭数から期待される32%を+37.0pt上回る。良馬場と渋った馬場で成績が入れ替わる種牡馬——「馬場で買い替える血統」もコース単位で出した。

2017-01-23 〜 2026-07-24 集計・4,315レース56,109走(当サイト独自集計)

集計レース数
4,315R
2017〜2026年・平均13.0頭
逃げ 複勝率
43.4%
勝率19.8%・脚質別トップ
内外差(頭数補正後)
+1.4pt
内(1-3枠)が上・複勝率ベース
渋った馬場の割合
52%
稍重・重・不良の合計
脚質は最初のコーナーの通過順で判定(逃げ=先頭 / 先行=2〜4番手 / 差し=中団 / 追込=後方)。前で運べる馬から入るのが基本線。

このページの数字の読み方

少頭数のレースが多いコースほど、複勝率も「4番手以内で決まる率」も自然に高く出ます (6頭立てなら3頭に1頭以上が3着以内に入るため)。会場どうしを並べて比べられるように、 本ページでは頭数から決まる期待値との差(pt)を併記しています。 「+4.0pt」なら、同じ頭数構成のレースをランダムに選んだときより4ポイント高い、という意味です。

01

馬場状態別×血統 — 渋って買う種牡馬、割り引く種牡馬

コース×血統の成績表はよく見るが、「同じコースで馬場が渋ったときだけ走る血統」まではなかなか出てこない。大井1200mの血統データ46,815走を、良馬場と渋った馬場(稍重・重・不良)に分けて比べた。まずはベースとなる種牡馬ランキングから。

種牡馬(196走以上・複勝率順)出走勝率複勝率
1. ルックスザットキル 197走 15.7% 40.1%
2. ジャスタウェイ 212走 7.1% 33.5%
3. モーニン 426走 12.0% 33.3%
4. ドレフォン 208走 13.9% 33.2%
5. シニスターミニスター 989走 13.7% 33.0%
6. ゴールドアリュール 542走 10.9% 31.7%
7. ロードカナロア 476走 13.2% 31.7%
8. ヘニーヒューズ 656走 12.5% 31.6%
9. マジェスティックウォリアー 354走 13.6% 31.6%
10. スズカコーズウェイ 235走 10.6% 31.5%

対象: 大井1200mで196走以上の種牡馬(該当75頭)。血統データが取得できた46,815走で集計。

渋った馬場で複勝率が上がる種牡馬

種牡馬渋 出走渋 複勝率良 出走良 複勝率
スズカコーズウェイ 114走36.8% 121走26.4% +10.4pt
スクリーンヒーロー 112走32.1% 114走21.9% +10.2pt
トゥザワールド 172走24.4% 170走15.3% +9.1pt
ジャングルポケット 130走23.8% 121走15.7% +8.1pt
ベストウォーリア 159走29.6% 149走21.5% +8.1pt
サウスヴィグラス 858走32.2% 720走24.3% +7.9pt
ジャスタウェイ 103走36.9% 109走30.3% +6.6pt
マジェスティックウォリアー 156走35.3% 198走28.8% +6.5pt

渋った馬場で複勝率が下がる種牡馬

種牡馬渋 出走渋 複勝率良 出走良 複勝率
クロフネ 203走16.7% 174走29.3% −12.6pt
モンテロッソ 137走11.7% 121走23.1% −11.4pt
ディープブリランテ 133走20.3% 143走30.8% −10.5pt
ダノンシャンティ 135走14.8% 134走23.9% −9.1pt
ディスクリートキャット 179走22.3% 222走31.1% −8.8pt
ルーラーシップ 97走16.5% 100走24.0% −7.5pt
トランセンド 115走22.6% 108走29.6% −7.0pt
ダイワメジャー 124走14.5% 90走21.1% −6.6pt

対象: 全体196走以上かつ良・渋それぞれ78走以上の種牡馬。 地方のダートは散水込みで馬場が動くため「渋=稍重・重・不良」でまとめている。 標本が数十走のセルは1〜2頭の当たり外れで数pt動く。傾向の「向き」を見る資料として使ってほしい。

02

枠順傾向 — 枠でどこまで差がつくか

生の複勝率は内(1-3枠)24.0%・外(7-8枠)22.6%。ただし外枠は多頭数レースで2頭ずつ入るぶん頭数の影響を受けるため、頭数から決まる期待値との差で比べると内外の差が+1.4ptにとどまり、枠でほとんど差がつかないコース。血統単位で見ると、枠との相性はさらに分かれる。

出走勝率複勝率頭数からの期待値補正差
1枠 5,179走 8.5% 24.6% 23.0% +1.6pt
2枠 5,516走 8.2% 24.3% 22.8% +1.5pt
3枠 6,664走 7.2% 23.4% 22.6% +0.8pt
4枠 7,181走 8.0% 23.0% 22.6% +0.4pt
5枠 7,576走 7.6% 22.7% 22.7% +0.0pt
6枠 7,859走 7.5% 22.6% 22.8% −0.2pt
7枠 8,038走 7.1% 22.7% 22.8% −0.1pt
8枠 8,096走 7.8% 22.4% 22.8% −0.4pt

枠番は馬番と頭数から算出(8枠制)。多頭数レースでは外枠に2頭ずつ入るため出走数が内枠より多くなる。 「頭数からの期待値」は各行の min(3,頭数)/頭数 の平均で、頭数構成の違いを取り除いて比べるための基準値。

内枠で走る種牡馬

  • クロフネ内 29.8%(131走)/ 外 15.7%(108走)
  • ダノンレジェンド内 34.9%(149走)/ 外 21.0%(119走)
  • ディープブリランテ内 32.9%(82走)/ 外 20.0%(75走)

内(1-3枠)と外(7-8枠)の複勝率差が大きい順。内外それぞれ58走以上の種牡馬が対象。

外枠で走る種牡馬

  • ゼンノロブロイ内 18.4%(76走)/ 外 29.5%(61走)
  • ビッグアーサー内 15.1%(93走)/ 外 25.3%(79走)
  • ジャスタウェイ内 26.1%(69走)/ 外 33.8%(71走)

外(7-8枠)の複勝率が内(1-3枠)を上回る順。内外それぞれ58走以上の種牡馬が対象。

03

展開・脚質 — どこまで前で運べばいいか

逃げの勝率19.8%・複勝率43.4%、先行を含めると勝ち馬の69%が4番手以内から出ている(頭数から期待される32%に対し+37.0pt)。馬場が渋ると逃げの複勝率は良馬場の44.6%から42.3%へむしろ下がる。

脚質出走勝率複勝率補正差良・複勝率渋・複勝率
逃げ 7,361走 19.8% 43.4% +19.9pt 44.6% 42.3%
先行 12,441走 12.2% 34.2% +10.3pt 33.8% 34.6%
差し 19,316走 5.3% 20.0% −1.7pt 19.7% 20.4%
追込 16,991走 1.9% 9.6% −13.2pt 9.2% 10.0%

勝ち馬の脚質内訳

勝ち馬のうち4番手以内は69%。平均13.0頭という頭数から期待される32%に対し+37.0pt。

04

大井1200m・3行まとめ

前で決まりやすい

逃げ複勝率43.4%、先行も34.2%。勝ち馬の69%は最初のコーナー4番手以内で、頭数補正後も+37.0pt。テンに行ける馬から組み立てたい。

枠はほぼ互角

頭数補正後の内外差は+1.4pt(生の複勝率は内24.0%・外22.6%)。血統ではゼンノロブロイのように外枠で数字を上げる例もある。

渋ったら血統表を見る

渋った馬場は全体の52%。良→渋で複勝率が10.4pt動く種牡馬もいる。雨の日はもう一段絞れる。