KOUEI-LAB データで読む公営競技

KEIBA SIRE DATA — リーチザクラウン

NAR SIRE / 11 VENUES / 4,317 RUNS リーチザクラウン産駒は「地方では割り引きたい」
——渋った馬場で上げる血統かどうかを実数で確かめる

リーチザクラウン産駒の地方競馬4,317走を2017〜2026年で集計した。複勝率は23.7%。出走したレースの頭数から期待される28.7%に対して−5.0ptで、地方ダートでは平均を下回る。馬場が渋ると補正差は+3.4pt動く。

集計期間: 2017-12-18 〜 2026-06-17(4,317走/11場)

複勝率
23.7%
勝率
8.3%
頭数補正後
−5.0pt
集計出走
4,317
01

会場別 — どの競馬場で数字が動くか

会場ごとの補正差は最大11.8pt開くが、1会場あたりの標本誤差が±3.5pt前後あるため、この幅は偶然のぶれで説明できる範囲にとどまる。数値は参考として並べるが、会場で買い分ける根拠にはしにくい。

会場別バイアスマップ

Venue bias (field-size corrected)
園田 −10.9pt679走
佐賀 −0.6pt584走
大井 −4.2pt540走
高知 −3.7pt440走
浦和 −8.2pt434走
川崎 +0.9pt424走
門別 −5.7pt314走
船橋 −6.9pt303走
金沢 −5.0pt221走
名古屋 −6.7pt204走
水沢 −2.5pt174走

横棒は中央(0pt)からの振れ幅で、中央より右へ伸びていれば頭数から期待される複勝率を上回っている。 対象は150走以上の会場のみ。

02

馬場状態 — 渋って買うか、良で買うか

良馬場の複勝率21.9%(2,050走)に対し、渋った馬場(稍重・重・不良)は25.2%(2,240走)。頭数補正後の差は+3.4ptで、渋った馬場で数字を上げるタイプ。

馬場出走勝率複勝率頭数からの期待値補正差
2,050走 7.5% 21.9% 28.7% −6.8pt
稍重・重・不良 2,240走 8.9% 25.2% 28.6% −3.4pt

地方のダートは散水込みで馬場が動くため「渋=稍重・重・不良」でまとめている。対象は良・渋それぞれ300走以上。

03

距離適性 — どの距離帯で走るか

距離帯の補正差は最大10.9pt。最も高いのは中距離(1601m〜)で+3.7pt、392走ぶんの数字。

距離帯出走勝率複勝率補正差
短距離(〜1200m) 903走 7.5% 21.0% −7.2pt
マイル(1201〜1600m) 3,022走 7.7% 23.3% −5.5pt
中距離(1601m〜) 392走 14.3% 32.4% +3.7pt

対象は200走以上の距離帯のみ。2帯以上そろわない場合はこの節を出さない。

04

コース別 — 会場×距離で見る

会場をさらに距離で割って、コース単位でも並べた。会場より標本が小さくなるぶん数字は振れやすい。出走数の多い順に5コースを掲載する。

コース出走複勝率補正差
1 園田1400m 435走 18.4% −11.4pt
2 佐賀1400m 300走 30.3% +0.7pt
3 浦和1400m 223走 18.4% −8.5pt
4 高知1300m 211走 21.3% −8.1pt
5 大井1200m 210走 13.8% −8.5pt

出走数の多い順。対象は200走以上のコース。コース名のリンク先は各コースのデータページ。

このページの数字の読み方

複勝率は標本が小さいほど偶然で動く。リーチザクラウン産駒の総合4,317走なら誤差は±0.6pt程度だが、会場別(11場)では±3.5pt前後まで広がる。本ページでは各セルに最低出走数のガードをかけたうえで、差が誤差の範囲かどうかを本文で明示している。

05

リーチザクラウン産駒・3行まとめ

地方では割り引きたい

複勝率23.7%、頭数補正後−5.0pt(4,317走)。地方ダートでは平均を下回る。

渋ったら見直す

良21.9% / 渋25.2%、補正後の差は+3.4pt。雨の日に評価を動かす根拠になる。

距離適性がはっきり

距離帯の最大差10.9pt。中距離が+3.7ptで最も高い。