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KEIBA COURSE DATA — KOCHI 1300m

KOCHI DIRT 1300m 高知1300mは「前で決まりやすい」
——渋った馬場で買う血統まで一気に読む

高知ダート1300mを2017〜2026年・4,702レースぶん集計した。最初のコーナーを先頭で回った馬(逃げ)の複勝率は64.2%。勝ち馬の77%が4番手以内から出ており、これは平均10.1頭という頭数から期待される40%を+37.5pt上回る。良馬場と渋った馬場で成績が入れ替わる種牡馬——「馬場で買い替える血統」もコース単位で出した。

2017-01-01 〜 2026-08-02 集計・4,702レース47,702走(当サイト独自集計)

集計レース数
4,702R
2017〜2026年・平均10.1頭
逃げ 複勝率
64.2%
勝率33.6%・脚質別トップ
内外差(頭数補正後)
−1.9pt
外(7-8枠)が上・複勝率ベース
渋った馬場の割合
82%
稍重・重・不良の合計
脚質は最初のコーナーの通過順で判定(逃げ=先頭 / 先行=2〜4番手 / 差し=中団 / 追込=後方)。前で運べる馬から入るのが基本線。

このページの数字の読み方

少頭数のレースが多いコースほど、複勝率も「4番手以内で決まる率」も自然に高く出ます (6頭立てなら3頭に1頭以上が3着以内に入るため)。会場どうしを並べて比べられるように、 本ページでは頭数から決まる期待値との差(pt)を併記しています。 「+4.0pt」なら、同じ頭数構成のレースをランダムに選んだときより4ポイント高い、という意味です。

01

馬場状態別×血統 — 渋って買う種牡馬、割り引く種牡馬

コース×血統の成績表はよく見るが、「同じコースで馬場が渋ったときだけ走る血統」まではなかなか出てこない。高知1300mの血統データ40,521走を、良馬場と渋った馬場(稍重・重・不良)に分けて比べた。まずはベースとなる種牡馬ランキングから。

種牡馬(166走以上・複勝率順)出走勝率複勝率
1. スマートファルコン 256走 21.1% 46.9%
2. シニスターミニスター 419走 22.0% 46.5%
3. ダノンレジェンド 187走 15.5% 43.3%
4. エスポワールシチー 297走 18.2% 42.8%
5. ヘニーヒューズ 481走 17.0% 42.2%
6. コパノリッキー 185走 13.5% 42.2%
7. ロードカナロア 515走 17.3% 41.6%
8. アジアエクスプレス 238走 13.4% 39.5%
9. ホッコータルマエ 220走 12.7% 39.1%
10. ダノンシャンティ 244走 13.1% 37.7%

対象: 高知1300mで166走以上の種牡馬(該当88頭)。血統データが取得できた40,521走で集計。

渋った馬場で複勝率が上がる種牡馬

種牡馬渋 出走渋 複勝率良 出走良 複勝率
ロージズインメイ 586走25.9% 89走20.2% +5.7pt
ダイワメジャー 569走28.1% 95走23.2% +4.9pt
エピファネイア 243走23.5% 75走20.0% +3.5pt
ブラックタイド 379走23.5% 68走20.6% +2.9pt
ルーラーシップ 354走24.9% 67走22.4% +2.5pt
ゴールドアリュール 442走30.8% 67走28.4% +2.4pt
フリオーソ 616走27.3% 96走26.0% +1.3pt
メイショウボーラー 607走23.4% 95走22.1% +1.3pt

渋った馬場で複勝率が下がる種牡馬

種牡馬渋 出走渋 複勝率良 出走良 複勝率
ロードカナロア 442走40.5% 72走48.6% −8.1pt
マジェスティックウォリアー 242走31.8% 70走38.6% −6.8pt
ハービンジャー 537走19.0% 103走25.2% −6.2pt
サウスヴィグラス 420走34.5% 68走38.2% −3.7pt
キンシャサノキセキ 482走35.5% 77走37.7% −2.2pt
オルフェーヴル 366走36.6% 69走37.7% −1.1pt

対象: 全体166走以上かつ良・渋それぞれ66走以上の種牡馬。 地方のダートは散水込みで馬場が動くため「渋=稍重・重・不良」でまとめている。 標本が数十走のセルは1〜2頭の当たり外れで数pt動く。傾向の「向き」を見る資料として使ってほしい。

02

枠順傾向 — 枠でどこまで差がつくか

生の複勝率は内(1-3枠)29.7%・外(7-8枠)30.5%。ただし外枠は多頭数レースで2頭ずつ入るぶん頭数の影響を受けるため、頭数から決まる期待値との差で比べると内外の差が−1.9ptにとどまり、枠でほとんど差がつかないコース。血統単位で見ると、枠との相性はさらに分かれる。

出走勝率複勝率頭数からの期待値補正差
1枠 4,616走 8.8% 27.9% 29.8% −1.9pt
2枠 4,626走 9.7% 30.8% 29.8% +1.0pt
3枠 4,607走 9.7% 30.5% 29.8% +0.7pt
4枠 4,628走 9.2% 28.8% 29.8% −1.0pt
5枠 5,936走 9.1% 29.2% 28.7% +0.5pt
6枠 6,935走 9.3% 28.0% 28.4% −0.4pt
7枠 7,877走 10.7% 29.8% 28.6% +1.2pt
8枠 8,475走 11.2% 31.1% 28.8% +2.3pt

枠番は馬番と頭数から算出(8枠制)。多頭数レースでは外枠に2頭ずつ入るため出走数が内枠より多くなる。 「頭数からの期待値」は各行の min(3,頭数)/頭数 の平均で、頭数構成の違いを取り除いて比べるための基準値。

内枠で走る種牡馬

内(1-3枠)と外(7-8枠)の複勝率差が大きい順。内外それぞれ49走以上の種牡馬が対象。

外枠で走る種牡馬

外(7-8枠)の複勝率が内(1-3枠)を上回る順。内外それぞれ49走以上の種牡馬が対象。

03

展開・脚質 — どこまで前で運べばいいか

逃げの勝率33.6%・複勝率64.2%、先行を含めると勝ち馬の77%が4番手以内から出ている(頭数から期待される40%に対し+37.5pt)。馬場が渋ると逃げの複勝率は良馬場の64.6%から64.2%へむしろ下がる。

脚質出走勝率複勝率補正差良・複勝率渋・複勝率
逃げ 4,757走 33.6% 64.2% +34.4pt 64.6% 64.2%
先行 14,160走 14.4% 42.7% +12.9pt 41.6% 42.9%
差し 13,243走 5.5% 23.7% −4.3pt 23.5% 23.7%
追込 15,404走 2.3% 12.0% −17.1pt 14.1% 11.5%

勝ち馬の脚質内訳

勝ち馬のうち4番手以内は77%。平均10.1頭という頭数から期待される40%に対し+37.5pt。

04

高知1300m・3行まとめ

前で決まりやすい

逃げ複勝率64.2%、先行も42.7%。勝ち馬の77%は最初のコーナー4番手以内で、頭数補正後も+37.5pt。テンに行ける馬から組み立てたい。

枠はほぼ互角

頭数補正後の内外差は−1.9pt(生の複勝率は内29.7%・外30.5%)。血統ではプリサイスエンドのように外枠で数字を上げる例もある。

渋ったら血統表を見る

渋った馬場は全体の82%。良→渋で複勝率が5.7pt動く種牡馬もいる。雨の日はもう一段絞れる。