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KEIBA COURSE DATA — KOCHI 1400m

KOCHI DIRT 1400m 高知1400mは「前有利、ただし差しも届く」
——渋った馬場で買う血統まで一気に読む

高知ダート1400mを2017〜2026年・4,845レースぶん集計した。最初のコーナーを先頭で回った馬(逃げ)の複勝率は58.4%。勝ち馬の71%が4番手以内から出ており、これは平均10.1頭という頭数から期待される40%を+31.6pt上回る。良馬場と渋った馬場で成績が入れ替わる種牡馬——「馬場で買い替える血統」もコース単位で出した。

2017-01-01 〜 2026-08-02 集計・4,845レース49,035走(当サイト独自集計)

集計レース数
4,845R
2017〜2026年・平均10.1頭
逃げ 複勝率
58.4%
勝率29.9%・脚質別トップ
内外差(頭数補正後)
−1.4pt
外(7-8枠)が上・複勝率ベース
渋った馬場の割合
82%
稍重・重・不良の合計
脚質は最初のコーナーの通過順で判定(逃げ=先頭 / 先行=2〜4番手 / 差し=中団 / 追込=後方)。前が優勢だが、差しも十分に取り切れる範囲。

このページの数字の読み方

少頭数のレースが多いコースほど、複勝率も「4番手以内で決まる率」も自然に高く出ます (6頭立てなら3頭に1頭以上が3着以内に入るため)。会場どうしを並べて比べられるように、 本ページでは頭数から決まる期待値との差(pt)を併記しています。 「+4.0pt」なら、同じ頭数構成のレースをランダムに選んだときより4ポイント高い、という意味です。

01

馬場状態別×血統 — 渋って買う種牡馬、割り引く種牡馬

コース×血統の成績表はよく見るが、「同じコースで馬場が渋ったときだけ走る血統」まではなかなか出てこない。高知1400mの血統データ44,041走を、良馬場と渋った馬場(稍重・重・不良)に分けて比べた。まずはベースとなる種牡馬ランキングから。

種牡馬(171走以上・複勝率順)出走勝率複勝率
1. マクフィ 179走 17.3% 44.1%
2. ヘニーヒューズ 660走 16.5% 42.9%
3. コパノリッキー 257走 14.4% 42.0%
4. シニスターミニスター 567走 15.0% 40.9%
5. ロードカナロア 752走 14.6% 39.1%
6. ホッコータルマエ 310走 15.5% 39.0%
7. ドレフォン 245走 12.7% 37.1%
8. ディスクリートキャット 223走 13.9% 36.8%
9. ドゥラメンテ 180走 12.8% 36.7%
10. メイショウサムソン 344走 11.3% 35.2%

対象: 高知1400mで171走以上の種牡馬(該当87頭)。血統データが取得できた44,041走で集計。

渋った馬場で複勝率が上がる種牡馬

種牡馬渋 出走渋 複勝率良 出走良 複勝率
ヘニーヒューズ 555走45.2% 101走28.7% +16.5pt
シニスターミニスター 472走43.0% 90走32.2% +10.8pt
アジアエクスプレス 260走35.0% 78走25.6% +9.4pt
オルフェーヴル 465走34.6% 88走29.5% +5.1pt
パイロ 401走27.9% 79走24.1% +3.8pt
マジェスティックウォリアー 301走26.6% 74走23.0% +3.6pt
メイショウボーラー 569走24.8% 101走21.8% +3.0pt
エスポワールシチー 334走34.7% 91走33.0% +1.7pt

渋った馬場で複勝率が下がる種牡馬

種牡馬渋 出走渋 複勝率良 出走良 複勝率
ハービンジャー 495走18.6% 78走29.5% −10.9pt
アイルハヴアナザー 446走29.4% 78走35.9% −6.5pt
キンシャサノキセキ 568走30.5% 110走35.5% −5.0pt
クロフネ 453走31.1% 76走35.5% −4.4pt
ネオユニヴァース 472走21.4% 83走25.3% −3.9pt
ダイワメジャー 668走28.1% 113走31.9% −3.8pt
ルーラーシップ 453走27.8% 73走31.5% −3.7pt
サウスヴィグラス 566走33.2% 82走36.6% −3.4pt

対象: 全体171走以上かつ良・渋それぞれ68走以上の種牡馬。 地方のダートは散水込みで馬場が動くため「渋=稍重・重・不良」でまとめている。 標本が数十走のセルは1〜2頭の当たり外れで数pt動く。傾向の「向き」を見る資料として使ってほしい。

02

枠順傾向 — 枠でどこまで差がつくか

生の複勝率は内(1-3枠)30.2%・外(7-8枠)30.6%。ただし外枠は多頭数レースで2頭ずつ入るぶん頭数の影響を受けるため、頭数から決まる期待値との差で比べると内外の差が−1.4ptにとどまり、枠でほとんど差がつかないコース。血統単位で見ると、枠との相性はさらに分かれる。

出走勝率複勝率頭数からの期待値補正差
1枠 4,763走 8.5% 30.9% 29.8% +1.1pt
2枠 4,742走 9.4% 29.1% 29.8% −0.7pt
3枠 4,756走 10.8% 30.5% 29.8% +0.7pt
4枠 4,758走 9.7% 29.5% 29.8% −0.3pt
5枠 6,102走 9.5% 28.2% 28.7% −0.5pt
6枠 7,064走 9.4% 27.8% 28.5% −0.7pt
7枠 8,103走 9.9% 29.4% 28.7% +0.7pt
8枠 8,747走 11.2% 31.7% 28.9% +2.8pt

枠番は馬番と頭数から算出(8枠制)。多頭数レースでは外枠に2頭ずつ入るため出走数が内枠より多くなる。 「頭数からの期待値」は各行の min(3,頭数)/頭数 の平均で、頭数構成の違いを取り除いて比べるための基準値。

内枠で走る種牡馬

内(1-3枠)と外(7-8枠)の複勝率差が大きい順。内外それぞれ51走以上の種牡馬が対象。

外枠で走る種牡馬

外(7-8枠)の複勝率が内(1-3枠)を上回る順。内外それぞれ51走以上の種牡馬が対象。

03

展開・脚質 — どこまで前で運べばいいか

逃げの勝率29.9%・複勝率58.4%、先行を含めると勝ち馬の71%が4番手以内から出ている(頭数から期待される40%に対し+31.6pt)。馬場が渋ると逃げの複勝率は良馬場の61.0%から57.9%へむしろ下がる。

脚質出走勝率複勝率補正差良・複勝率渋・複勝率
逃げ 4,864走 29.9% 58.4% +28.7pt 61.0% 57.9%
先行 14,540走 13.8% 40.7% +10.9pt 39.7% 40.8%
差し 13,629走 6.9% 25.5% −2.6pt 24.9% 25.7%
追込 15,856走 2.9% 14.4% −14.8pt 15.9% 14.1%

勝ち馬の脚質内訳

勝ち馬のうち4番手以内は71%。平均10.1頭という頭数から期待される40%に対し+31.6pt。

04

高知1400m・3行まとめ

前が優勢、差しも届く

逃げ複勝率58.4%、先行も40.7%。勝ち馬の71%は最初のコーナー4番手以内で、頭数補正後も+31.6pt。テンに行ける馬から組み立てたい。

枠はほぼ互角

頭数補正後の内外差は−1.4pt(生の複勝率は内30.2%・外30.6%)。血統ではマジェスティックウォリアーのように外枠で数字を上げる例もある。

渋ったら血統表を見る

渋った馬場は全体の82%。良→渋で複勝率が16.5pt動く種牡馬もいる。雨の日はもう一段絞れる。