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KEIBA COURSE DATA — FUNABASHI 1200m

FUNABASHI DIRT 1200m 船橋1200mは「前有利、ただし差しも届く」
——渋った馬場で買う血統まで一気に読む

船橋ダート1200mを2017〜2026年・2,995レースぶん集計した。最初のコーナーを先頭で回った馬(逃げ)の複勝率は52.4%。勝ち馬の71%が4番手以内から出ており、これは平均10.5頭という頭数から期待される39%を+32.1pt上回る。良馬場と渋った馬場で成績が入れ替わる種牡馬——「馬場で買い替える血統」もコース単位で出した。

2017-01-09 〜 2026-08-06 集計・2,995レース31,486走(当サイト独自集計)

集計レース数
2,995R
2017〜2026年・平均10.5頭
逃げ 複勝率
52.4%
勝率25.2%・脚質別トップ
内外差(頭数補正後)
−7.0pt
外(7-8枠)が上・複勝率ベース
渋った馬場の割合
51%
稍重・重・不良の合計
脚質は最初のコーナーの通過順で判定(逃げ=先頭 / 先行=2〜4番手 / 差し=中団 / 追込=後方)。前が優勢だが、差しも十分に取り切れる範囲。

このページの数字の読み方

少頭数のレースが多いコースほど、複勝率も「4番手以内で決まる率」も自然に高く出ます (6頭立てなら3頭に1頭以上が3着以内に入るため)。会場どうしを並べて比べられるように、 本ページでは頭数から決まる期待値との差(pt)を併記しています。 「+4.0pt」なら、同じ頭数構成のレースをランダムに選んだときより4ポイント高い、という意味です。

01

馬場状態別×血統 — 渋って買う種牡馬、割り引く種牡馬

コース×血統の成績表はよく見るが、「同じコースで馬場が渋ったときだけ走る血統」まではなかなか出てこない。船橋1200mの血統データ26,277走を、良馬場と渋った馬場(稍重・重・不良)に分けて比べた。まずはベースとなる種牡馬ランキングから。

種牡馬(110走以上・複勝率順)出走勝率複勝率
1. ノボジャック 151走 24.5% 58.3%
2. ロードカナロア 343走 19.0% 46.9%
3. ヘニーヒューズ 484走 20.2% 46.7%
4. イスラボニータ 181走 13.8% 41.4%
5. ジャスタウェイ 143走 18.9% 41.3%
6. マクフィ 139走 17.3% 40.3%
7. ホッコータルマエ 289走 14.2% 39.8%
8. アジアエクスプレス 359走 16.7% 39.6%
9. シニスターミニスター 377走 18.3% 39.3%
10. キンシャサノキセキ 282走 9.2% 37.9%

対象: 船橋1200mで110走以上の種牡馬(該当80頭)。血統データが取得できた26,277走で集計。

渋った馬場で複勝率が上がる種牡馬

種牡馬渋 出走渋 複勝率良 出走良 複勝率
エスポワールシチー 175走36.0% 205走22.4% +13.6pt
アドマイヤムーン 141走31.2% 111走18.0% +13.2pt
モンテロッソ 104走30.8% 102走18.6% +12.2pt
ショウナンカンプ 118走36.4% 74走25.7% +10.7pt
スクリーンヒーロー 88走31.8% 57走21.1% +10.7pt
シンボリクリスエス 118走36.4% 57走26.3% +10.1pt
アジアエクスプレス 131走45.8% 228走36.0% +9.8pt
マツリダゴッホ 80走28.7% 47走19.1% +9.6pt

渋った馬場で複勝率が下がる種牡馬

種牡馬渋 出走渋 複勝率良 出走良 複勝率
ミッキーロケット 48走4.2% 75走21.3% −17.1pt
ドゥラメンテ 49走18.4% 77走33.8% −15.4pt
キンシャサノキセキ 165走32.1% 117走46.2% −14.1pt
タイキシャトル 115走27.8% 61走41.0% −13.2pt
シビルウォー 64走15.6% 70走28.6% −13.0pt
ハーツクライ 62走21.0% 76走31.6% −10.6pt
トーセンジョーダン 57走15.8% 65走26.2% −10.4pt
スウェプトオーヴァーボード 138走25.4% 101走34.7% −9.3pt

対象: 全体110走以上かつ良・渋それぞれ44走以上の種牡馬。 地方のダートは散水込みで馬場が動くため「渋=稍重・重・不良」でまとめている。 標本が数十走のセルは1〜2頭の当たり外れで数pt動く。傾向の「向き」を見る資料として使ってほしい。

02

枠順傾向 — 外枠のほうが走るコース

生の複勝率は内(1-3枠)25.4%・外(7-8枠)30.8%。ただし外枠は多頭数レースで2頭ずつ入るぶん頭数の影響を受けるため、頭数から決まる期待値との差で比べると外(7-8枠)が内(1-3枠)を+7.0pt上回る、外枠有利のコース。血統単位で見ると、枠との相性はさらに分かれる。

出走勝率複勝率頭数からの期待値補正差
1枠 2,959走 7.3% 24.3% 29.1% −4.8pt
2枠 2,955走 8.2% 26.1% 29.1% −3.0pt
3枠 2,957走 8.3% 25.7% 29.1% −3.4pt
4枠 2,956走 8.5% 27.2% 29.1% −1.9pt
5枠 4,383走 9.3% 28.1% 27.8% +0.3pt
6枠 4,807走 10.0% 30.8% 27.6% +3.2pt
7枠 5,157走 11.3% 30.8% 27.5% +3.3pt
8枠 5,312走 10.7% 30.9% 27.5% +3.4pt

枠番は馬番と頭数から算出(8枠制)。多頭数レースでは外枠に2頭ずつ入るため出走数が内枠より多くなる。 「頭数からの期待値」は各行の min(3,頭数)/頭数 の平均で、頭数構成の違いを取り除いて比べるための基準値。

内枠で走る種牡馬

  • シルポート内 32.4%(34走)/ 外 14.3%(42走)
  • ゴールドアリュール内 36.5%(63走)/ 外 20.8%(53走)
  • タイムパラドックス内 25.0%(68走)/ 外 13.1%(61走)

内(1-3枠)と外(7-8枠)の複勝率差が大きい順。内外それぞれ33走以上の種牡馬が対象。

外枠で走る種牡馬

  • イスラボニータ内 31.2%(48走)/ 外 56.3%(71走)
  • ジャスタウェイ内 28.9%(38走)/ 外 51.1%(47走)
  • シニスターミニスター内 27.3%(99走)/ 外 47.8%(134走)

外(7-8枠)の複勝率が内(1-3枠)を上回る順。内外それぞれ33走以上の種牡馬が対象。

03

展開・脚質 — どこまで前で運べばいいか

逃げの勝率25.2%・複勝率52.4%、先行を含めると勝ち馬の71%が4番手以内から出ている(頭数から期待される39%に対し+32.1pt)。馬場が渋ると逃げの複勝率は良馬場の51.4%から53.5%へさらに上がる。

脚質出走勝率複勝率補正差良・複勝率渋・複勝率
逃げ 3,125走 25.2% 52.4% +23.2pt 51.4% 53.5%
先行 8,899走 15.0% 41.4% +12.3pt 41.3% 41.4%
差し 9,113走 6.2% 23.7% −3.1pt 24.4% 23.1%
追込 10,321走 2.9% 14.5% −13.7pt 15.2% 14.0%

勝ち馬の脚質内訳

勝ち馬のうち4番手以内は71%。平均10.5頭という頭数から期待される39%に対し+32.1pt。

04

船橋1200m・3行まとめ

前が優勢、差しも届く

逃げ複勝率52.4%、先行も41.4%。勝ち馬の71%は最初のコーナー4番手以内で、頭数補正後も+32.1pt。テンに行ける馬から組み立てたい。

外枠のほうが走る

頭数補正後の内外差は−7.0pt(生の複勝率は内25.4%・外30.8%)。血統ではイスラボニータのように外枠で数字を上げる例もある。

渋ったら血統表を見る

渋った馬場は全体の51%。良→渋で複勝率が13.6pt動く種牡馬もいる。雨の日はもう一段絞れる。