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KEIBA COURSE DATA — FUNABASHI 1500m

FUNABASHI DIRT 1500m 船橋1500mは「前有利、ただし差しも届く」
——渋った馬場で買う血統まで一気に読む

船橋ダート1500mを2017〜2026年・1,471レースぶん集計した。最初のコーナーを先頭で回った馬(逃げ)の複勝率は48.1%。勝ち馬の72%が4番手以内から出ており、これは平均10.4頭という頭数から期待される40%を+31.9pt上回る。良馬場と渋った馬場で成績が入れ替わる種牡馬——「馬場で買い替える血統」もコース単位で出した。

2017-01-09 〜 2026-08-05 集計・1,471レース15,342走(当サイト独自集計)

集計レース数
1,471R
2017〜2026年・平均10.4頭
逃げ 複勝率
48.1%
勝率22.1%・脚質別トップ
内外差(頭数補正後)
−6.5pt
外(7-8枠)が上・複勝率ベース
渋った馬場の割合
51%
稍重・重・不良の合計
脚質は最初のコーナーの通過順で判定(逃げ=先頭 / 先行=2〜4番手 / 差し=中団 / 追込=後方)。前が優勢だが、差しも十分に取り切れる範囲。

このページの数字の読み方

少頭数のレースが多いコースほど、複勝率も「4番手以内で決まる率」も自然に高く出ます (6頭立てなら3頭に1頭以上が3着以内に入るため)。会場どうしを並べて比べられるように、 本ページでは頭数から決まる期待値との差(pt)を併記しています。 「+4.0pt」なら、同じ頭数構成のレースをランダムに選んだときより4ポイント高い、という意味です。

01

馬場状態別×血統 — 渋って買う種牡馬、割り引く種牡馬

コース×血統の成績表はよく見るが、「同じコースで馬場が渋ったときだけ走る血統」まではなかなか出てこない。船橋1500mの血統データ12,568走を、良馬場と渋った馬場(稍重・重・不良)に分けて比べた。まずはベースとなる種牡馬ランキングから。

種牡馬(53走以上・複勝率順)出走勝率複勝率
1. ドレフォン 58走 29.3% 60.3%
2. モーリス 55走 16.4% 50.9%
3. スクリーンヒーロー 56走 17.9% 48.2%
4. キングカメハメハ 107走 15.9% 47.7%
5. シニスターミニスター 79走 17.7% 44.3%
6. キズナ 93走 24.7% 44.1%
7. サウスヴィグラス 76走 18.4% 42.1%
8. シルバーステート 60走 8.3% 41.7%
9. ダノンレジェンド 56走 17.9% 41.1%
10. アイルハヴアナザー 128走 12.5% 40.6%

対象: 船橋1500mで53走以上の種牡馬(該当85頭)。血統データが取得できた12,568走で集計。

渋った馬場で複勝率が上がる種牡馬

種牡馬渋 出走渋 複勝率良 出走良 複勝率
アジアエクスプレス 31走54.8% 49走26.5% +28.3pt
トゥザワールド 45走33.3% 59走10.2% +23.1pt
カレンブラックヒル 39走41.0% 60走18.3% +22.7pt
プリサイスエンド 50走40.0% 27走18.5% +21.5pt
アメリカンペイトリオット 31走32.3% 43走14.0% +18.3pt
シンボリクリスエス 58走39.7% 46走21.7% +18.0pt
ワークフォース 47走31.9% 24走16.7% +15.2pt
トゥザグローリー 52走32.7% 51走19.6% +13.1pt

渋った馬場で複勝率が下がる種牡馬

種牡馬渋 出走渋 複勝率良 出走良 複勝率
キングズベスト 42走9.5% 24走37.5% −28.0pt
ダンカーク 36走16.7% 32走43.8% −27.1pt
ダノンレジェンド 30走30.0% 26走53.8% −23.8pt
タニノギムレット 42走7.1% 28走25.0% −17.9pt
カジノドライヴ 64走29.7% 38走47.4% −17.7pt
マクフィ 29走31.0% 33走48.5% −17.5pt
ロージズインメイ 76走21.1% 76走38.2% −17.1pt
ハービンジャー 35走17.1% 35走31.4% −14.3pt

対象: 全体53走以上かつ良・渋それぞれ21走以上の種牡馬。 地方のダートは散水込みで馬場が動くため「渋=稍重・重・不良」でまとめている。 標本が数十走のセルは1〜2頭の当たり外れで数pt動く。傾向の「向き」を見る資料として使ってほしい。

02

枠順傾向 — 外枠のほうが走るコース

生の複勝率は内(1-3枠)26.5%・外(7-8枠)30.5%。ただし外枠は多頭数レースで2頭ずつ入るぶん頭数の影響を受けるため、頭数から決まる期待値との差で比べると外(7-8枠)が内(1-3枠)を+6.5pt上回る、外枠有利のコース。血統単位で見ると、枠との相性はさらに分かれる。

出走勝率複勝率頭数からの期待値補正差
1枠 1,452走 8.3% 24.1% 29.9% −5.8pt
2枠 1,452走 8.3% 26.7% 29.8% −3.1pt
3枠 1,470走 9.0% 28.8% 29.8% −1.0pt
4枠 1,508走 7.0% 28.5% 29.6% −1.1pt
5枠 2,187走 10.0% 28.9% 28.2% +0.7pt
6枠 2,339走 9.2% 29.4% 27.7% +1.7pt
7枠 2,433走 11.0% 30.4% 27.4% +3.0pt
8枠 2,501走 11.8% 30.6% 27.2% +3.4pt

枠番は馬番と頭数から算出(8枠制)。多頭数レースでは外枠に2頭ずつ入るため出走数が内枠より多くなる。 「頭数からの期待値」は各行の min(3,頭数)/頭数 の平均で、頭数構成の違いを取り除いて比べるための基準値。

内枠で走る種牡馬

  • スクリーンヒーロー内 56.2%(16走)/ 外 31.2%(16走)
  • ダノンレジェンド内 55.6%(18走)/ 外 32.0%(25走)
  • アジアエクスプレス内 50.0%(20走)/ 外 29.0%(31走)

内(1-3枠)と外(7-8枠)の複勝率差が大きい順。内外それぞれ15走以上の種牡馬が対象。

外枠で走る種牡馬

  • プリサイスエンド内 13.6%(22走)/ 外 60.9%(23走)
  • マクフィ内 31.2%(16走)/ 外 58.8%(17走)
  • エピファネイア内 26.7%(15走)/ 外 51.9%(27走)

外(7-8枠)の複勝率が内(1-3枠)を上回る順。内外それぞれ15走以上の種牡馬が対象。

03

展開・脚質 — どこまで前で運べばいいか

逃げの勝率22.1%・複勝率48.1%、先行を含めると勝ち馬の72%が4番手以内から出ている(頭数から期待される40%に対し+31.9pt)。馬場が渋ると逃げの複勝率は良馬場の49.6%から46.7%へむしろ下がる。

脚質出走勝率複勝率補正差良・複勝率渋・複勝率
逃げ 1,513走 22.1% 48.1% +18.1pt 49.6% 46.7%
先行 4,381走 16.4% 42.4% +12.5pt 41.3% 43.4%
差し 4,371走 5.7% 24.2% −2.3pt 24.9% 23.5%
追込 5,077走 3.3% 15.3% −13.2pt 16.4% 14.2%

勝ち馬の脚質内訳

勝ち馬のうち4番手以内は72%。平均10.4頭という頭数から期待される40%に対し+31.9pt。

04

船橋1500m・3行まとめ

前が優勢、差しも届く

逃げ複勝率48.1%、先行も42.4%。勝ち馬の72%は最初のコーナー4番手以内で、頭数補正後も+31.9pt。テンに行ける馬から組み立てたい。

外枠のほうが走る

頭数補正後の内外差は−6.5pt(生の複勝率は内26.5%・外30.5%)。血統ではプリサイスエンドのように外枠で数字を上げる例もある。

渋ったら血統表を見る

渋った馬場は全体の51%。良→渋で複勝率が28.3pt動く種牡馬もいる。雨の日はもう一段絞れる。