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KEIBA COURSE DATA — FUNABASHI 1600m

FUNABASHI DIRT 1600m 船橋1600mは「前有利、ただし差しも届く」
——渋った馬場で買う血統まで一気に読む

船橋ダート1600mを2017〜2026年・1,196レースぶん集計した。最初のコーナーを先頭で回った馬(逃げ)の複勝率は46.9%。勝ち馬の68%が4番手以内から出ており、これは平均11.2頭という頭数から期待される37%を+30.7pt上回る。良馬場と渋った馬場で成績が入れ替わる種牡馬——「馬場で買い替える血統」もコース単位で出した。

2017-01-09 〜 2026-08-05 集計・1,196レース13,346走(当サイト独自集計)

集計レース数
1,196R
2017〜2026年・平均11.2頭
逃げ 複勝率
46.9%
勝率24.4%・脚質別トップ
内外差(頭数補正後)
−5.2pt
外(7-8枠)が上・複勝率ベース
渋った馬場の割合
55%
稍重・重・不良の合計
脚質は最初のコーナーの通過順で判定(逃げ=先頭 / 先行=2〜4番手 / 差し=中団 / 追込=後方)。前が優勢だが、差しも十分に取り切れる範囲。

このページの数字の読み方

少頭数のレースが多いコースほど、複勝率も「4番手以内で決まる率」も自然に高く出ます (6頭立てなら3頭に1頭以上が3着以内に入るため)。会場どうしを並べて比べられるように、 本ページでは頭数から決まる期待値との差(pt)を併記しています。 「+4.0pt」なら、同じ頭数構成のレースをランダムに選んだときより4ポイント高い、という意味です。

01

馬場状態別×血統 — 渋って買う種牡馬、割り引く種牡馬

コース×血統の成績表はよく見るが、「同じコースで馬場が渋ったときだけ走る血統」まではなかなか出てこない。船橋1600mの血統データ10,275走を、良馬場と渋った馬場(稍重・重・不良)に分けて比べた。まずはベースとなる種牡馬ランキングから。

種牡馬(50走以上・複勝率順)出走勝率複勝率
1. ロードカナロア 58走 22.4% 50.0%
2. サウスヴィグラス 127走 19.7% 42.5%
3. フレンチデピュティ 52走 13.5% 40.4%
4. マインドユアビスケッツ 52走 11.5% 40.4%
5. ハーツクライ 132走 15.9% 37.9%
6. ゴールドアリュール 138走 10.9% 37.7%
7. アドマイヤマックス 69走 10.1% 37.7%
8. シニスターミニスター 149走 14.8% 37.6%
9. キズナ 110走 10.9% 36.4%
10. アイルハヴアナザー 118走 15.3% 35.6%

対象: 船橋1600mで50走以上の種牡馬(該当63頭)。血統データが取得できた10,275走で集計。

渋った馬場で複勝率が上がる種牡馬

種牡馬渋 出走渋 複勝率良 出走良 複勝率
マジェスティックウォリアー 40走45.0% 67走10.4% +34.6pt
ダイワメジャー 47走36.2% 43走11.6% +24.6pt
メイショウサムソン 50走26.0% 29走6.9% +19.1pt
エスポワールシチー 53走34.0% 66走22.7% +11.3pt
ディープスカイ 58走15.5% 29走6.9% +8.6pt
カネヒキリ 88走28.4% 25走20.0% +8.4pt
ディープブリランテ 22走18.2% 28走10.7% +7.5pt
ヴァーミリアン 65走26.2% 26走19.2% +7.0pt

渋った馬場で複勝率が下がる種牡馬

種牡馬渋 出走渋 複勝率良 出走良 複勝率
エスケンデレヤ 29走10.3% 42走31.0% −20.7pt
タイムパラドックス 54走24.1% 49走40.8% −16.7pt
ジャスタウェイ 37走16.2% 40走32.5% −16.3pt
トゥザグローリー 39走20.5% 37走35.1% −14.6pt
プリサイスエンド 53走17.0% 34走29.4% −12.4pt
ダンカーク 29走17.2% 46走28.3% −11.1pt
バトルプラン 42走14.3% 34走23.5% −9.2pt
シンボリクリスエス 96走18.8% 51走27.5% −8.7pt

対象: 全体50走以上かつ良・渋それぞれ20走以上の種牡馬。 地方のダートは散水込みで馬場が動くため「渋=稍重・重・不良」でまとめている。 標本が数十走のセルは1〜2頭の当たり外れで数pt動く。傾向の「向き」を見る資料として使ってほしい。

02

枠順傾向 — 外枠のほうが走るコース

生の複勝率は内(1-3枠)24.5%・外(7-8枠)28.3%。ただし外枠は多頭数レースで2頭ずつ入るぶん頭数の影響を受けるため、頭数から決まる期待値との差で比べると外(7-8枠)が内(1-3枠)を+5.2pt上回る、外枠有利のコース。血統単位で見ると、枠との相性はさらに分かれる。

出走勝率複勝率頭数からの期待値補正差
1枠 1,176走 9.0% 24.2% 28.1% −3.9pt
2枠 1,181走 8.0% 25.0% 28.1% −3.1pt
3枠 1,522走 7.8% 24.4% 26.5% −2.1pt
4枠 1,633走 8.9% 27.2% 26.3% +0.9pt
5枠 1,775走 9.4% 27.0% 26.2% +0.8pt
6枠 1,930走 10.3% 28.2% 26.1% +2.1pt
7枠 2,033走 9.5% 29.2% 26.1% +3.1pt
8枠 2,096走 8.3% 27.5% 26.0% +1.5pt

枠番は馬番と頭数から算出(8枠制)。多頭数レースでは外枠に2頭ずつ入るため出走数が内枠より多くなる。 「頭数からの期待値」は各行の min(3,頭数)/頭数 の平均で、頭数構成の違いを取り除いて比べるための基準値。

内枠で走る種牡馬

  • カレンブラックヒル内 32.0%(25走)/ 外 9.1%(22走)
  • トーセンブライト内 41.2%(17走)/ 外 19.0%(21走)
  • マンハッタンカフェ内 31.6%(19走)/ 外 11.1%(18走)

内(1-3枠)と外(7-8枠)の複勝率差が大きい順。内外それぞれ15走以上の種牡馬が対象。

外枠で走る種牡馬

  • キングカメハメハ内 10.3%(29走)/ 外 35.7%(56走)
  • サウスヴィグラス内 35.9%(39走)/ 外 56.2%(32走)
  • ホッコータルマエ内 15.6%(32走)/ 外 35.7%(28走)

外(7-8枠)の複勝率が内(1-3枠)を上回る順。内外それぞれ15走以上の種牡馬が対象。

03

展開・脚質 — どこまで前で運べばいいか

逃げの勝率24.4%・複勝率46.9%、先行を含めると勝ち馬の68%が4番手以内から出ている(頭数から期待される37%に対し+30.7pt)。馬場が渋ると逃げの複勝率は良馬場の48.7%から45.4%へむしろ下がる。

脚質出走勝率複勝率補正差良・複勝率渋・複勝率
逃げ 1,218走 24.4% 46.9% +18.9pt 48.7% 45.4%
先行 3,570走 14.5% 39.2% +11.2pt 37.8% 40.3%
差し 4,073走 5.6% 22.4% −2.3pt 23.5% 21.6%
追込 4,485走 3.4% 15.7% −10.9pt 16.6% 15.0%

勝ち馬の脚質内訳

勝ち馬のうち4番手以内は68%。平均11.2頭という頭数から期待される37%に対し+30.7pt。

04

船橋1600m・3行まとめ

前が優勢、差しも届く

逃げ複勝率46.9%、先行も39.2%。勝ち馬の68%は最初のコーナー4番手以内で、頭数補正後も+30.7pt。テンに行ける馬から組み立てたい。

外枠のほうが走る

頭数補正後の内外差は−5.2pt(生の複勝率は内24.5%・外28.3%)。血統ではキングカメハメハのように外枠で数字を上げる例もある。

渋ったら血統表を見る

渋った馬場は全体の55%。良→渋で複勝率が34.6pt動く種牡馬もいる。雨の日はもう一段絞れる。