KOUEI-LAB データで読む公営競技

KEIBA SIRE DATA — イスラボニータ

NAR SIRE / 10 VENUES / 3,522 RUNS イスラボニータ産駒は「堅実に平均を上回る」
——中距離に寄る距離適性まで数字で見る

イスラボニータ産駒の地方競馬3,522走を2021〜2026年で集計した。複勝率は31.2%。出走したレースの頭数から期待される28.7%に対して+2.5ptで、地方ダートで平均を上回る。馬場状態による振れは小さい。

集計期間: 2021-04-28 〜 2026-06-17(3,522走/10場)

複勝率
31.2%
勝率
10.5%
頭数補正後
+2.5pt
集計出走
3,522
01

会場別 — どの競馬場で数字が動くか

会場ごとの補正差は最大12.9pt開くが、1会場あたりの標本誤差が±3.2pt前後あるため、この幅は偶然のぶれで説明できる範囲にとどまる。数値は参考として並べるが、会場で買い分ける根拠にはしにくい。

会場別バイアスマップ

Venue bias (field-size corrected)
名古屋 +5.4pt568走
門別 −3.1pt400走
園田 +4.2pt395走
大井 −0.2pt381走
佐賀 +5.1pt364走
金沢 +0.9pt311走
船橋 +9.8pt300走
川崎 +4.7pt219走
水沢 −2.5pt219走
浦和 −0.7pt216走

横棒は中央(0pt)からの振れ幅で、中央より右へ伸びていれば頭数から期待される複勝率を上回っている。 対象は150走以上の会場のみ。

02

馬場状態 — 渋って買うか、良で買うか

良馬場の複勝率32.5%(1,821走)に対し、渋った馬場(稍重・重・不良)は29.9%(1,701走)。頭数補正後の差は−2.8ptで、馬場状態でほとんど変わらないタイプ。

馬場出走勝率複勝率頭数からの期待値補正差
1,821走 10.7% 32.5% 28.7% +3.8pt
稍重・重・不良 1,701走 10.3% 29.9% 28.9% +1.0pt

地方のダートは散水込みで馬場が動くため「渋=稍重・重・不良」でまとめている。対象は良・渋それぞれ300走以上。

03

距離適性 — どの距離帯で走るか

距離帯の補正差は最大8.0pt。最も高いのは中距離(1601m〜)で+8.3pt、206走ぶんの数字。

距離帯出走勝率複勝率補正差
短距離(〜1200m) 940走 9.8% 28.7% +0.3pt
マイル(1201〜1600m) 2,376走 10.3% 31.8% +2.8pt
中距離(1601m〜) 206走 15.5% 36.4% +8.3pt

対象は200走以上の距離帯のみ。2帯以上そろわない場合はこの節を出さない。

04

コース別 — 会場×距離で見る

会場をさらに距離で割って、コース単位でも並べた。会場より標本が小さくなるぶん数字は振れやすい。出走数の多い順に4コースを掲載する。

コース出走複勝率補正差
1 名古屋1500m 367走 33.2% +6.8pt
2 園田1400m 311走 36.7% +6.1pt
3 佐賀1400m 235走 32.8% +3.5pt
4 門別1000m 216走 23.6% −6.4pt

出走数の多い順。対象は200走以上のコース。コース名のリンク先は各コースのデータページ。

このページの数字の読み方

複勝率は標本が小さいほど偶然で動く。イスラボニータ産駒の総合3,522走なら誤差は±0.8pt程度だが、会場別(10場)では±3.2pt前後まで広がる。本ページでは各セルに最低出走数のガードをかけたうえで、差が誤差の範囲かどうかを本文で明示している。

05

イスラボニータ産駒・3行まとめ

平均を上回る水準

複勝率31.2%、頭数補正後+2.5pt(3,522走)。地方ダートで平均を上回る。

馬場は問わない

良32.5% / 渋29.9%、補正後の差は−2.8pt。馬場を理由に評価を動かす必要は薄い。

距離適性がはっきり

距離帯の最大差8.0pt。中距離が+8.3ptで最も高い。