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KEIBA COURSE DATA — MIZUSAWA 1400m

MIZUSAWA DIRT 1400m 水沢1400mは「前有利、ただし差しも届く」
——渋った馬場で買う血統まで一気に読む

水沢ダート1400mを2017〜2026年・2,428レースぶん集計した。最初のコーナーを先頭で回った馬(逃げ)の複勝率は56.2%。勝ち馬の74%が4番手以内から出ており、これは平均9.8頭という頭数から期待される41%を+32.7pt上回る。良馬場と渋った馬場で成績が入れ替わる種牡馬——「馬場で買い替える血統」もコース単位で出した。

2017-01-03 〜 2026-06-23 集計・2,428レース23,846走(当サイト独自集計)

集計レース数
2,428R
2017〜2026年・平均9.8頭
逃げ 複勝率
56.2%
勝率27.6%・脚質別トップ
内外差(頭数補正後)
+0.5pt
内(1-3枠)が上・複勝率ベース
渋った馬場の割合
60%
稍重・重・不良の合計
脚質は最初のコーナーの通過順で判定(逃げ=先頭 / 先行=2〜4番手 / 差し=中団 / 追込=後方)。前が優勢だが、差しも十分に取り切れる範囲。

このページの数字の読み方

少頭数のレースが多いコースほど、複勝率も「4番手以内で決まる率」も自然に高く出ます (6頭立てなら3頭に1頭以上が3着以内に入るため)。会場どうしを並べて比べられるように、 本ページでは頭数から決まる期待値との差(pt)を併記しています。 「+4.0pt」なら、同じ頭数構成のレースをランダムに選んだときより4ポイント高い、という意味です。

01

馬場状態別×血統 — 渋って買う種牡馬、割り引く種牡馬

コース×血統の成績表はよく見るが、「同じコースで馬場が渋ったときだけ走る血統」まではなかなか出てこない。水沢1400mの血統データ20,530走を、良馬場と渋った馬場(稍重・重・不良)に分けて比べた。まずはベースとなる種牡馬ランキングから。

種牡馬(83走以上・複勝率順)出走勝率複勝率
1. ヘニーヒューズ 153走 16.3% 45.1%
2. スマートファルコン 126走 18.3% 42.1%
3. エスポワールシチー 159走 11.9% 42.1%
4. アジアエクスプレス 129走 17.8% 41.9%
5. ディープインパクト 132走 11.4% 41.7%
6. ディープスカイ 106走 14.2% 41.5%
7. オルフェーヴル 191走 15.2% 40.3%
8. シニスターミニスター 226走 15.5% 39.4%
9. アイルハヴアナザー 191走 15.7% 39.3%
10. スピルバーグ 94走 10.6% 37.2%

対象: 水沢1400mで83走以上の種牡馬(該当90頭)。血統データが取得できた20,530走で集計。

渋った馬場で複勝率が上がる種牡馬

種牡馬渋 出走渋 複勝率良 出走良 複勝率
スピルバーグ 55走43.6% 37走24.3% +19.3pt
ロードカナロア 94走41.5% 47走23.4% +18.1pt
ワークフォース 62走21.0% 34走5.9% +15.1pt
グランプリボス 60走41.7% 38走28.9% +12.8pt
トーセンラー 147走23.8% 91走11.0% +12.8pt
スマートファルコン 77走44.2% 43走32.6% +11.6pt
キズナ 67走37.3% 52走26.9% +10.4pt
ジャスタウェイ 70走38.6% 45走28.9% +9.7pt

渋った馬場で複勝率が下がる種牡馬

種牡馬渋 出走渋 複勝率良 出走良 複勝率
ネオユニヴァース 72走15.3% 37走43.2% −27.9pt
モンテロッソ 60走15.0% 42走35.7% −20.7pt
アッミラーレ 57走19.3% 35走37.1% −17.8pt
スウェプトオーヴァーボード 51走25.5% 37走43.2% −17.7pt
トビーズコーナー 63走27.0% 41走41.5% −14.5pt
シニスターミニスター 142走34.5% 83走47.0% −12.5pt
ヘニーヒューズ 99走41.4% 52走53.8% −12.4pt
トゥザワールド 102走20.6% 73走32.9% −12.3pt

対象: 全体83走以上かつ良・渋それぞれ33走以上の種牡馬。 地方のダートは散水込みで馬場が動くため「渋=稍重・重・不良」でまとめている。 標本が数十走のセルは1〜2頭の当たり外れで数pt動く。傾向の「向き」を見る資料として使ってほしい。

02

枠順傾向 — 枠でどこまで差がつくか

生の複勝率は内(1-3枠)31.8%・外(7-8枠)29.9%。ただし外枠は多頭数レースで2頭ずつ入るぶん頭数の影響を受けるため、頭数から決まる期待値との差で比べると内外の差が+0.5ptにとどまり、枠でほとんど差がつかないコース。血統単位で見ると、枠との相性はさらに分かれる。

出走勝率複勝率頭数からの期待値補正差
1枠 2,403走 10.9% 32.1% 31.0% +1.1pt
2枠 2,407走 10.4% 31.2% 31.0% +0.2pt
3枠 2,402走 9.2% 32.2% 31.0% +1.2pt
4枠 2,398走 11.1% 31.5% 31.0% +0.5pt
5枠 2,895走 10.9% 30.9% 30.0% +0.9pt
6枠 3,308走 9.6% 28.3% 29.6% −1.3pt
7枠 3,825走 10.0% 30.5% 29.5% +1.0pt
8枠 4,208走 9.9% 29.5% 29.6% −0.1pt

枠番は馬番と頭数から算出(8枠制)。多頭数レースでは外枠に2頭ずつ入るため出走数が内枠より多くなる。 「頭数からの期待値」は各行の min(3,頭数)/頭数 の平均で、頭数構成の違いを取り除いて比べるための基準値。

内枠で走る種牡馬

内(1-3枠)と外(7-8枠)の複勝率差が大きい順。内外それぞれ24走以上の種牡馬が対象。

外枠で走る種牡馬

外(7-8枠)の複勝率が内(1-3枠)を上回る順。内外それぞれ24走以上の種牡馬が対象。

03

展開・脚質 — どこまで前で運べばいいか

逃げの勝率27.6%・複勝率56.2%、先行を含めると勝ち馬の74%が4番手以内から出ている(頭数から期待される41%に対し+32.7pt)。馬場が渋ると逃げの複勝率は良馬場の55.7%から56.3%へさらに上がる。

脚質出走勝率複勝率補正差良・複勝率渋・複勝率
逃げ 2,629走 27.6% 56.2% +25.3pt 55.7% 56.3%
先行 7,205走 14.8% 42.1% +11.1pt 42.2% 42.1%
差し 6,069走 6.3% 25.6% −3.1pt 25.8% 25.4%
追込 7,488走 3.3% 15.5% −14.9pt 17.3% 14.4%

勝ち馬の脚質内訳

勝ち馬のうち4番手以内は74%。平均9.8頭という頭数から期待される41%に対し+32.7pt。

04

水沢1400m・3行まとめ

前が優勢、差しも届く

逃げ複勝率56.2%、先行も42.1%。勝ち馬の74%は最初のコーナー4番手以内で、頭数補正後も+32.7pt。テンに行ける馬から組み立てたい。

枠はほぼ互角

頭数補正後の内外差は+0.5pt(生の複勝率は内31.8%・外29.9%)。血統ではトランセンドのように外枠で数字を上げる例もある。

渋ったら血統表を見る

渋った馬場は全体の60%。良→渋で複勝率が19.3pt動く種牡馬もいる。雨の日はもう一段絞れる。