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DATA COLUMN — 01

TRIFECTA 1-2-3 / ROI STUDY 「1-2-3」を買い続けたら、回収率はいくらになるか

競艇でいちばん有名な買い目「3連単 1-2-3」。これを毎レース機械的に買い続けたら、どの会場が最も損をしにくいのか。 全24場・直近3年・164,645レースの実測で答えを出します。

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検証ルール

  • 対象: 2023年8月4日〜2026年8月3日の全24場・BOAT RACE公式の競走成績(3連単の払戻が成立した164,645レース)
  • ルール: 毎レース、3連単「1-2-3」(艇番順の一点)を100円購入したと仮定
  • 出現率 = 3連単が1-2-3で決まったレースの割合 / 回収率 = 払戻合計 ÷ 購入額合計
  • レース中止・3連単不成立のレースは対象外。数値は集計期間の実績であり、将来の成績を保証するものではありません
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全国平均: 出現率7.00%・回収率79.8%

約14レースに1回決まって、100円が平均79.8円になって返ってくる——これが「1-2-3買い続け」の全国平均です。

注目すべきは、この79.8%という数字がランダムに買った場合の理論値(控除率25%を引いた約75%)を上回っていることです。 つまり1-2-3は「人気の割に、実力よりわずかに安く買える目」ではある。ただし100%には遠く、 どの会場でも買い続ければ緩やかに負ける構造は変わりません。問いは「どこが一番マシで、どこが一番ダメか」です。

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会場別ランキング

1位と最下位の差は23.3ポイント。同じ買い目でも、場所を選ぶだけでこれだけ変わります。

全国計: 対象164,645レース / 出現率7.0% / 回収率79.8%

順位会場回収率出現率平均配当
1下関87.0%8.2%¥1,061
2尼崎86.8%7.22%¥1,202
3江戸川86.4%6.06%¥1,426
4徳山85.8%9.37%¥916
5宮島84.5%7.6%¥1,112
6福岡83.8%8.19%¥1,023
7多摩川83.7%6.88%¥1,217
8常滑83.4%7.1%¥1,175
9丸亀82.0%7.11%¥1,153
10唐津81.6%7.79%¥1,047
11桐生80.3%6.43%¥1,249
12蒲郡80.2%6.62%¥1,211
13三国79.0%7.1%¥1,114
14若松79.0%7.52%¥1,051
1578.8%7.61%¥1,035
16浜名湖78.5%6.72%¥1,169
17住之江78.1%7.38%¥1,058
18戸田77.8%5.03%¥1,546
19大村77.1%7.98%¥966
20芦屋77.0%6.59%¥1,168
21びわこ76.2%6.61%¥1,153
22平和島72.9%4.79%¥1,521
23鳴門70.1%5.59%¥1,256
24児島63.7%6.34%¥1,006

1位は下関の87.0%。出現率8.2%と高いのに平均配当¥1,061と値崩れしておらず、「よく出るのに安すぎない」バランスが全国一です。 2位尼崎・3位江戸川が続きます。特に江戸川は出現率6.06%と24場で下から6番目なのに回収率3位—— 全国屈指の難水面ゆえ1-2-3の人気が薄く、決まったときの配当¥1,426が効く「出にくいからこそ美味しい」パターンです。

逆に最大の逆説がイン最強クラスの大村が回収率19位(77.1%)に沈むこと。出現率7.98%は全国4位ですが、 「大村はイン」とみんなが知っているせいで平均配当は¥966まで下がり、的中の多さを配当の安さが食い潰します。 出現率全国1位(9.37%)の徳山も回収率では4位止まり。「よく出る場」と「儲かりにくさが小さい場」は別物——これがこの検証の核心です。

最下位は児島の63.7%。出現率6.34%に対して平均配当¥1,005と、出現率の低さを配当が補えていません。 鳴門・平和島といったイン受難水面も下位に並びますが、児島の沈み方はその中でも際立っています。

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風が吹くと、1-2-3はどうなるか

風速帯別に切ると、出現率も回収率も風が強いほどきれいに下がる単調な関係が出ました。

風速帯出現率回収率対象レース
無風〜1m7.54%81.4%41,155
風速2〜3m7.01%80.8%74,133
風速4〜5m6.62%76.9%36,346
風速6m以上6.31%76.4%13,011

無風〜1mの回収率81.4%に対し、風速6m以上では76.4%。約5ポイントの差です。 風はイン逃げを削るだけでなく、隊形が乱れて2着・3着の並びも壊すため、「1-2-3」というきれいな並び自体が出にくくなる—— そして出にくくなった分を配当が補い切れていません。風の強い日の機械的なインベタ買いは二重に不利、と実測が言っています。

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まとめ

  1. 全国平均の回収率は79.8%。理論値75%よりはマシだが、買い続けて勝てる戦略ではない。
  2. 会場差は最大23.3ポイント。下関・尼崎・江戸川が上位、児島・鳴門・平和島が下位。
  3. イン最強の大村・徳山は「人気過剰」。よく出るのに、配当の安さが回収率を食い潰す。
  4. 風速2mを超えたら効率は落ちる。風の強い日の機械的なインベタ買いは二重に不利。

舟券の購入は20歳以上・余裕資金の範囲で。データは判断材料としてご活用ください。

会場ごとの「クセ」は、コース別データでもっと見える。

イン1着率・決まり手・風速別の実測を全24場ぶん公開しています。買い目を組んだら合成オッズも確認を。