BOAT RACE VENUE DATA — #02
TODA 戸田はなぜ「全国一インが弱い」のか
競走水面の幅は全国最狭クラス。1マークがスタンド側に振られたレイアウトが、 1コースの逃げを削り、4カドのまくりを走らせる—— 集計データからその構造を可視化します。
コース別 1着率
START FORMATION VIEW / 2023–26 SEASONコース別成績の全体像
1着率だけでなく2連対率・3連対率まで見ると、2コースの「差し残り」と3コースの複勝圏維持が戸田の特徴として浮かびます。全国平均との差分(Δ)に注目してください。
| コース | 1着率 | Δ全国 | 2連対率 | 3連対率 | 平均ST |
|---|---|---|---|---|---|
| 1コース | 42.9% | −12.1 | 61.1% | 72.4% | .15 |
| 2コース | 17.0% | +3.4 | 40.0% | 58.0% | .16 |
| 3コース | 16.0% | +3.3 | 36.3% | 54.0% | .15 |
| 4コース | 14.3% | +3.6 | 31.3% | 50.5% | .16 |
| 5コース | 7.4% | +1.3 | 21.5% | 40.7% | .17 |
| 6コース | 2.5% | +0.6 | 9.8% | 24.7% | .18 |
決まり手の分布
戸田の代名詞はまくり。狭い水面で1マークまでの距離が詰まるため、スピードに乗った外の仕掛けがそのまま決まりやすい構造です。
逃げ 40.1%
1コースの1着はほぼ「逃げ」。ただし全国水準より約12pt低く、イン信頼の妙味は薄い。オッズとの兼ね合いで「消し」も選択肢に入る。
まくり 26.2%
戸田の主役。特に4カドの一撃と、3コースのツケマイが機能する。伸び足のある機の外枠は評価を一段上げたい。
差し 14.1%
まくりが飛び込む分、内が空いて2コース差しが残る展開も多い。「4まくり→2差し」は戸田の黄金パターン。
まくり差し・他 19.5%
5コースのまくり差しは全国平均をやや上回る。展開が乱れた際の3連単ヒモとして機能する。
風向別・1コース1着率の変動
戸田は無風でもイン1着率43.9%と全国平均を10pt以上下回るのが最大の特徴。風速が上がると40%近辺までさらに下がりますが、風以前に「インが弱い」構造の水面です。
戸田の狙い方 3原則
イン絶対視をやめる
1コース1着率は全国平均−12.1pt。人気が実力以上に売れやすく、イン頭の期待値は構造的に低い。
4カドの伸びを最優先で見る
展示・周回で伸び足が目立つ4コースは頭まで。相手は「4まくり→2差し残り」の2コースが軸。
風よりも「戸田の構造」を信じる
風速別のイン1着率は無風43.9%→6m以上40.4%と差は小さめ。風待ちよりも「常にインが弱い」前提で組み立てるのが戸田流です。
データを見たら、あとは投票環境だけ。
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