KOUEI-LAB データで読む公営競技

BOAT RACE VENUE DATA — #02

TODA 戸田はなぜ「全国一インが弱い」のか

競走水面の幅は全国最狭クラス。1マークがスタンド側に振られたレイアウトが、 1コースの逃げを削り、4カドのまくりを走らせる—— 集計データからその構造を可視化します。

1コース1着率
42.9%
▼ 全国平均 −12.1pt
4コース1着率
14.3%
▲ 全国平均 +3.6pt
まくり決着率
26.2%
3連単平均配当
¥7,510
01

コース別成績の全体像

1着率だけでなく2連対率・3連対率まで見ると、2コースの「差し残り」と3コースの複勝圏維持が戸田の特徴として浮かびます。全国平均との差分(Δ)に注目してください。

コース 1着率 Δ全国 2連対率 3連対率 平均ST
1コース 42.9% −12.1 61.1% 72.4% .15
2コース 17.0% +3.4 40.0% 58.0% .16
3コース 16.0% +3.3 36.3% 54.0% .15
4コース 14.3% +3.6 31.3% 50.5% .16
5コース 7.4% +1.3 21.5% 40.7% .17
6コース 2.5% +0.6 9.8% 24.7% .18
02

決まり手の分布

戸田の代名詞はまくり。狭い水面で1マークまでの距離が詰まるため、スピードに乗った外の仕掛けがそのまま決まりやすい構造です。

逃げ 40.1%

1コースの1着はほぼ「逃げ」。ただし全国水準より約12pt低く、イン信頼の妙味は薄い。オッズとの兼ね合いで「消し」も選択肢に入る。

まくり 26.2%

戸田の主役。特に4カドの一撃と、3コースのツケマイが機能する。伸び足のある機の外枠は評価を一段上げたい。

差し 14.1%

まくりが飛び込む分、内が空いて2コース差しが残る展開も多い。「4まくり→2差し」は戸田の黄金パターン。

まくり差し・他 19.5%

5コースのまくり差しは全国平均をやや上回る。展開が乱れた際の3連単ヒモとして機能する。

03

風向別・1コース1着率の変動

戸田は無風でもイン1着率43.9%と全国平均を10pt以上下回るのが最大の特徴。風速が上がると40%近辺までさらに下がりますが、風以前に「インが弱い」構造の水面です。

無風〜1m基準帯
43.9%
風速2〜3m
42.9%
風速4〜5m強め
40.5%
風速6m以上警戒帯
40.4%
縦線=戸田の1コース平均 42.9%。無風帯でも全国平均を大きく下回る。
04

戸田の狙い方 3原則

イン絶対視をやめる

1コース1着率は全国平均−12.1pt。人気が実力以上に売れやすく、イン頭の期待値は構造的に低い。

4カドの伸びを最優先で見る

展示・周回で伸び足が目立つ4コースは頭まで。相手は「4まくり→2差し残り」の2コースが軸。

風よりも「戸田の構造」を信じる

風速別のイン1着率は無風43.9%→6m以上40.4%と差は小さめ。風待ちよりも「常にインが弱い」前提で組み立てるのが戸田流です。

データを見たら、あとは投票環境だけ。

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