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KEIBA COURSE DATA — MONBETSU 1700m

MONBETSU DIRT 1700m 門別1700mは「地方の中では差しが決まる」
——渋った馬場で買う血統まで一気に読む

門別ダート1700mを2017〜2026年・1,094レースぶん集計した。最初のコーナーを先頭で回った馬(逃げ)の複勝率は49.4%。勝ち馬の72%が4番手以内から出ており、これは平均9.1頭という頭数から期待される45%を+27.0pt上回る。良馬場と渋った馬場で成績が入れ替わる種牡馬——「馬場で買い替える血統」もコース単位で出した。

2017-04-18 〜 2026-08-05 集計・1,094レース9,967走(当サイト独自集計)

集計レース数
1,094R
2017〜2026年・平均9.1頭
逃げ 複勝率
49.4%
勝率24.4%・脚質別トップ
内外差(頭数補正後)
−2.5pt
外(7-8枠)が上・複勝率ベース
渋った馬場の割合
58%
稍重・重・不良の合計
脚質は最初のコーナーの通過順で判定(逃げ=先頭 / 先行=2〜4番手 / 差し=中団 / 追込=後方)。位置取りだけでは決まらない。展開と末脚を見るコース。

このページの数字の読み方

少頭数のレースが多いコースほど、複勝率も「4番手以内で決まる率」も自然に高く出ます (6頭立てなら3頭に1頭以上が3着以内に入るため)。会場どうしを並べて比べられるように、 本ページでは頭数から決まる期待値との差(pt)を併記しています。 「+4.0pt」なら、同じ頭数構成のレースをランダムに選んだときより4ポイント高い、という意味です。

01

馬場状態別×血統 — 渋って買う種牡馬、割り引く種牡馬

コース×血統の成績表はよく見るが、「同じコースで馬場が渋ったときだけ走る血統」まではなかなか出てこない。門別1700mの血統データ8,703走を、良馬場と渋った馬場(稍重・重・不良)に分けて比べた。まずはベースとなる種牡馬ランキングから。

種牡馬(50走以上・複勝率順)出走勝率複勝率
1. バンブーエール 54走 25.9% 51.9%
2. アジアエクスプレス 51走 27.5% 51.0%
3. キズナ 63走 25.4% 50.8%
4. ロードカナロア 109走 24.8% 49.5%
5. ホッコータルマエ 109走 16.5% 48.6%
6. フリオーソ 130走 14.6% 46.2%
7. コパノリッキー 52走 9.6% 46.2%
8. トゥザグローリー 80走 17.5% 45.0%
9. ダンカーク 67走 14.9% 44.8%
10. シニスターミニスター 110走 19.1% 44.5%

対象: 門別1700mで50走以上の種牡馬(該当57頭)。血統データが取得できた8,703走で集計。

渋った馬場で複勝率が上がる種牡馬

種牡馬渋 出走渋 複勝率良 出走良 複勝率
ジョーカプチーノ 46走39.1% 40走17.5% +21.6pt
トーセンホマレボシ 67走34.3% 52走17.3% +17.0pt
スピルバーグ 35走40.0% 26走23.1% +16.9pt
トビーズコーナー 59走37.3% 43走20.9% +16.4pt
シンボリクリスエス 72走41.7% 50走28.0% +13.7pt
アジアエクスプレス 28走57.1% 23走43.5% +13.6pt
ホッコータルマエ 65走53.8% 44走40.9% +12.9pt
エスポワールシチー 56走42.9% 32走31.2% +11.7pt

渋った馬場で複勝率が下がる種牡馬

種牡馬渋 出走渋 複勝率良 出走良 複勝率
カンパニー 30走10.0% 20走45.0% −35.0pt
トゥザワールド 42走28.6% 29走55.2% −26.6pt
ワールドエース 61走23.0% 40走47.5% −24.5pt
ドレフォン 37走21.6% 31走45.2% −23.6pt
エイシンフラッシュ 46走4.3% 34走26.5% −22.2pt
シビルウォー 44走22.7% 34走44.1% −21.4pt
ハーツクライ 35走28.6% 38走50.0% −21.4pt
バンブーエール 28走42.9% 26走61.5% −18.6pt

対象: 全体50走以上かつ良・渋それぞれ20走以上の種牡馬。 地方のダートは散水込みで馬場が動くため「渋=稍重・重・不良」でまとめている。 標本が数十走のセルは1〜2頭の当たり外れで数pt動く。傾向の「向き」を見る資料として使ってほしい。

02

枠順傾向 — 枠でどこまで差がつくか

生の複勝率は内(1-3枠)33.3%・外(7-8枠)32.8%。ただし外枠は多頭数レースで2頭ずつ入るぶん頭数の影響を受けるため、頭数から決まる期待値との差で比べると内外の差が−2.5ptにとどまり、枠でほとんど差がつかないコース。血統単位で見ると、枠との相性はさらに分かれる。

出走勝率複勝率頭数からの期待値補正差
1枠 1,079走 9.1% 28.0% 33.7% −5.7pt
2枠 1,078走 11.0% 37.1% 33.7% +3.4pt
3枠 1,068走 12.1% 34.8% 33.7% +1.1pt
4枠 1,076走 11.4% 33.8% 33.7% +0.1pt
5枠 1,264走 9.9% 33.3% 32.4% +0.9pt
6枠 1,387走 11.3% 31.3% 31.9% −0.6pt
7枠 1,501走 10.8% 31.5% 31.2% +0.3pt
8枠 1,514走 12.0% 34.1% 30.2% +3.9pt

枠番は馬番と頭数から算出(8枠制)。多頭数レースでは外枠に2頭ずつ入るため出走数が内枠より多くなる。 「頭数からの期待値」は各行の min(3,頭数)/頭数 の平均で、頭数構成の違いを取り除いて比べるための基準値。

内枠で走る種牡馬

内(1-3枠)と外(7-8枠)の複勝率差が大きい順。内外それぞれ15走以上の種牡馬が対象。

外枠で走る種牡馬

外(7-8枠)の複勝率が内(1-3枠)を上回る順。内外それぞれ15走以上の種牡馬が対象。

03

展開・脚質 — どこまで前で運べばいいか

逃げの勝率24.4%・複勝率49.4%、先行を含めると勝ち馬の72%が4番手以内から出ている(頭数から期待される45%に対し+27.0pt)。馬場が渋ると逃げの複勝率は良馬場の51.0%から48.2%へむしろ下がる。

脚質出走勝率複勝率補正差良・複勝率渋・複勝率
逃げ 1,290走 24.4% 49.4% +15.6pt 51.0% 48.2%
先行 3,357走 14.1% 43.0% +9.4pt 42.0% 43.8%
差し 2,158走 7.6% 27.0% −2.1pt 27.4% 26.8%
追込 3,161走 4.5% 19.6% −13.1pt 20.3% 19.0%

勝ち馬の脚質内訳

勝ち馬のうち4番手以内は72%。平均9.1頭という頭数から期待される45%に対し+27.0pt。

04

門別1700m・3行まとめ

位置取りは決め手にならない

逃げ複勝率49.4%、先行も43.0%。勝ち馬の72%は最初のコーナー4番手以内で、頭数補正後も+27.0pt。地方のコースとしては差し・追込にも出番がある部類。

枠はほぼ互角

頭数補正後の内外差は−2.5pt(生の複勝率は内33.3%・外32.8%)。血統ではシビルウォーのように外枠で数字を上げる例もある。

渋ったら血統表を見る

渋った馬場は全体の58%。良→渋で複勝率が21.6pt動く種牡馬もいる。雨の日はもう一段絞れる。