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KEIBA COURSE DATA — MONBETSU 1800m

MONBETSU DIRT 1800m 門別1800mは「前有利、ただし差しも届く」
——渋った馬場で買う血統まで一気に読む

門別ダート1800mを2017〜2026年・431レースぶん集計した。最初のコーナーを先頭で回った馬(逃げ)の複勝率は51.0%。勝ち馬の74%が4番手以内から出ており、これは平均9.3頭という頭数から期待される44%を+30.0pt上回る。良馬場と渋った馬場で成績が入れ替わる種牡馬——「馬場で買い替える血統」もコース単位で出した。

2017-04-25 〜 2026-07-30 集計・431レース3,998走(当サイト独自集計)

集計レース数
431R
2017〜2026年・平均9.3頭
逃げ 複勝率
51.0%
勝率22.1%・脚質別トップ
内外差(頭数補正後)
−3.7pt
外(7-8枠)が上・複勝率ベース
渋った馬場の割合
62%
稍重・重・不良の合計
脚質は最初のコーナーの通過順で判定(逃げ=先頭 / 先行=2〜4番手 / 差し=中団 / 追込=後方)。前が優勢だが、差しも十分に取り切れる範囲。

このページの数字の読み方

少頭数のレースが多いコースほど、複勝率も「4番手以内で決まる率」も自然に高く出ます (6頭立てなら3頭に1頭以上が3着以内に入るため)。会場どうしを並べて比べられるように、 本ページでは頭数から決まる期待値との差(pt)を併記しています。 「+4.0pt」なら、同じ頭数構成のレースをランダムに選んだときより4ポイント高い、という意味です。

01

馬場状態別×血統 — 渋って買う種牡馬、割り引く種牡馬

コース×血統の成績表はよく見るが、「同じコースで馬場が渋ったときだけ走る血統」まではなかなか出てこない。門別1800mの血統データ3,504走を、良馬場と渋った馬場(稍重・重・不良)に分けて比べた。まずはベースとなる種牡馬ランキングから。

種牡馬(50走以上・複勝率順)出走勝率複勝率
1. パイロ 113走 25.7% 52.2%
2. トゥザグローリー 53走 9.4% 47.2%
3. アイルハヴアナザー 102走 16.7% 39.2%
4. ハーツクライ 61走 6.6% 32.8%
5. サウスヴィグラス 50走 8.0% 32.0%
6. キンシャサノキセキ 53走 5.7% 30.2%
7. ヴァーミリアン 68走 11.8% 29.4%
8. ストロングリターン 58走 1.7% 25.9%

対象: 門別1800mで50走以上の種牡馬(該当8頭)。血統データが取得できた3,504走で集計。

渋った馬場で複勝率が上がる種牡馬

種牡馬渋 出走渋 複勝率良 出走良 複勝率
パイロ 71走54.9% 42走47.6% +7.3pt
ストロングリターン 36走27.8% 22走22.7% +5.1pt
アイルハヴアナザー 59走40.7% 43走37.2% +3.5pt

渋った馬場で複勝率が下がる種牡馬

種牡馬渋 出走渋 複勝率良 出走良 複勝率
キンシャサノキセキ 31走25.8% 22走36.4% −10.6pt
ハーツクライ 39走30.8% 22走36.4% −5.6pt
ヴァーミリアン 32走28.1% 36走30.6% −2.5pt

対象: 全体50走以上かつ良・渋それぞれ20走以上の種牡馬。 地方のダートは散水込みで馬場が動くため「渋=稍重・重・不良」でまとめている。 標本が数十走のセルは1〜2頭の当たり外れで数pt動く。傾向の「向き」を見る資料として使ってほしい。

02

枠順傾向 — 外枠のほうが走るコース

生の複勝率は内(1-3枠)31.7%・外(7-8枠)32.5%。ただし外枠は多頭数レースで2頭ずつ入るぶん頭数の影響を受けるため、頭数から決まる期待値との差で比べると外(7-8枠)が内(1-3枠)を+3.7pt上回る、外枠有利のコース。血統単位で見ると、枠との相性はさらに分かれる。

出走勝率複勝率頭数からの期待値補正差
1枠 420走 10.5% 30.5% 33.1% −2.6pt
2枠 421走 9.3% 33.3% 33.1% +0.2pt
3枠 422走 10.4% 31.3% 33.1% −1.8pt
4枠 431走 10.7% 32.3% 32.8% −0.5pt
5枠 493走 9.9% 32.3% 31.8% +0.5pt
6枠 562走 11.0% 33.6% 31.2% +2.4pt
7枠 621走 12.4% 33.8% 30.7% +3.1pt
8枠 628走 11.1% 31.2% 29.7% +1.5pt

枠番は馬番と頭数から算出(8枠制)。多頭数レースでは外枠に2頭ずつ入るため出走数が内枠より多くなる。 「頭数からの期待値」は各行の min(3,頭数)/頭数 の平均で、頭数構成の違いを取り除いて比べるための基準値。

内枠で走る種牡馬

内(1-3枠)と外(7-8枠)の複勝率差が大きい順。内外それぞれ15走以上の種牡馬が対象。

外枠で走る種牡馬

外(7-8枠)の複勝率が内(1-3枠)を上回る順。内外それぞれ15走以上の種牡馬が対象。

03

展開・脚質 — どこまで前で運べばいいか

逃げの勝率22.1%・複勝率51.0%、先行を含めると勝ち馬の74%が4番手以内から出ている(頭数から期待される44%に対し+30.0pt)。馬場が渋ると逃げの複勝率は良馬場の44.9%から54.9%へさらに上がる。

脚質出走勝率複勝率補正差良・複勝率渋・複勝率
逃げ 480走 22.1% 51.0% +17.9pt 44.9% 54.9%
先行 1,347走 15.9% 43.9% +10.8pt 44.3% 43.6%
差し 910走 7.6% 27.4% −1.3pt 27.4% 27.4%
追込 1,261走 3.3% 16.5% −15.5pt 19.5% 14.7%

勝ち馬の脚質内訳

勝ち馬のうち4番手以内は74%。平均9.3頭という頭数から期待される44%に対し+30.0pt。

04

門別1800m・3行まとめ

前が優勢、差しも届く

逃げ複勝率51.0%、先行も43.9%。勝ち馬の74%は最初のコーナー4番手以内で、頭数補正後も+30.0pt。テンに行ける馬から組み立てたい。

外枠のほうが走る

頭数補正後の内外差は−3.7pt(生の複勝率は内31.7%・外32.5%)。血統ではヴァーミリアンのように外枠で数字を上げる例もある。

渋ったら血統表を見る

渋った馬場は全体の62%。良→渋で複勝率が7.3pt動く種牡馬もいる。雨の日はもう一段絞れる。