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KEIBA COURSE DATA — SONODA 1870m

SONODA DIRT 1870m 園田1870mは「地方の中では差しが決まる」
——渋った馬場で買う血統まで一気に読む

園田ダート1870mを2017〜2026年・522レースぶん集計した。最初のコーナーを先頭で回った馬(逃げ)の複勝率は51.1%。勝ち馬の72%が4番手以内から出ており、これは平均9.3頭という頭数から期待される45%を+27.4pt上回る。良馬場と渋った馬場で成績が入れ替わる種牡馬——「馬場で買い替える血統」もコース単位で出した。

2017-01-03 〜 2026-07-31 集計・522レース4,874走(当サイト独自集計)

集計レース数
522R
2017〜2026年・平均9.3頭
逃げ 複勝率
51.1%
勝率23.5%・脚質別トップ
内外差(頭数補正後)
+2.3pt
内(1-3枠)が上・複勝率ベース
渋った馬場の割合
42%
稍重・重・不良の合計
脚質は最初のコーナーの通過順で判定(逃げ=先頭 / 先行=2〜4番手 / 差し=中団 / 追込=後方)。位置取りだけでは決まらない。展開と末脚を見るコース。

このページの数字の読み方

少頭数のレースが多いコースほど、複勝率も「4番手以内で決まる率」も自然に高く出ます (6頭立てなら3頭に1頭以上が3着以内に入るため)。会場どうしを並べて比べられるように、 本ページでは頭数から決まる期待値との差(pt)を併記しています。 「+4.0pt」なら、同じ頭数構成のレースをランダムに選んだときより4ポイント高い、という意味です。

01

馬場状態別×血統 — 渋って買う種牡馬、割り引く種牡馬

コース×血統の成績表はよく見るが、「同じコースで馬場が渋ったときだけ走る血統」まではなかなか出てこない。園田1870mの血統データ4,115走を、良馬場と渋った馬場(稍重・重・不良)に分けて比べた。まずはベースとなる種牡馬ランキングから。

種牡馬(50走以上・複勝率順)出走勝率複勝率
1. シニスターミニスター 94走 23.4% 56.4%
2. クロフネ 91走 9.9% 39.6%
3. オルフェーヴル 101走 15.8% 38.6%
4. キングカメハメハ 63走 12.7% 36.5%
5. ネオユニヴァース 52走 9.6% 36.5%
6. キズナ 50走 10.0% 34.0%
7. ハービンジャー 86走 8.1% 33.7%
8. ホッコータルマエ 56走 10.7% 32.1%
9. ルーラーシップ 60走 5.0% 31.7%
10. ベルシャザール 77走 11.7% 31.2%

対象: 園田1870mで50走以上の種牡馬(該当20頭)。血統データが取得できた4,115走で集計。

渋った馬場で複勝率が上がる種牡馬

種牡馬渋 出走渋 複勝率良 出走良 複勝率
フリオーソ 25走44.0% 46走23.9% +20.1pt
クロフネ 40走50.0% 51走31.4% +18.6pt
ブラックタイド 27走37.0% 26走23.1% +13.9pt
ベルシャザール 32走37.5% 45走26.7% +10.8pt
シニスターミニスター 44走61.4% 50走52.0% +9.4pt
ハーツクライ 35走31.4% 59走23.7% +7.7pt
オルフェーヴル 37走43.2% 64走35.9% +7.3pt
ハービンジャー 38走36.8% 48走31.2% +5.6pt

渋った馬場で複勝率が下がる種牡馬

種牡馬渋 出走渋 複勝率良 出走良 複勝率
ロージズインメイ 32走18.8% 38走39.5% −20.7pt
ルーラーシップ 21走19.0% 39走38.5% −19.5pt
パイロ 27走14.8% 35走31.4% −16.6pt
シンボリクリスエス 21走19.0% 34走35.3% −16.3pt
ジャングルポケット 24走20.8% 31走35.5% −14.7pt
ホッコータルマエ 21走28.6% 35走34.3% −5.7pt
ステイゴールド 24走25.0% 34走29.4% −4.4pt

対象: 全体50走以上かつ良・渋それぞれ20走以上の種牡馬。 地方のダートは散水込みで馬場が動くため「渋=稍重・重・不良」でまとめている。 標本が数十走のセルは1〜2頭の当たり外れで数pt動く。傾向の「向き」を見る資料として使ってほしい。

02

枠順傾向 — 内枠有利、そして枠を選ぶ血統

生の複勝率は内(1-3枠)35.1%・外(7-8枠)28.8%。ただし外枠は多頭数レースで2頭ずつ入るぶん頭数の影響を受けるため、頭数から決まる期待値との差で比べると内(1-3枠)が外(7-8枠)を+2.3pt上回る、内がやや有利なコース。血統単位で見ると、枠との相性はさらに分かれる。

出走勝率複勝率頭数からの期待値補正差
1枠 518走 11.8% 36.5% 33.7% +2.8pt
2枠 520走 10.2% 34.8% 33.6% +1.2pt
3枠 517走 10.3% 34.0% 33.7% +0.3pt
4枠 519走 13.9% 35.6% 33.7% +1.9pt
5枠 648走 9.4% 31.0% 32.0% −1.0pt
6枠 686走 10.6% 30.9% 31.1% −0.2pt
7枠 722走 9.4% 29.4% 30.1% −0.7pt
8枠 744走 11.0% 28.2% 29.4% −1.2pt

枠番は馬番と頭数から算出(8枠制)。多頭数レースでは外枠に2頭ずつ入るため出走数が内枠より多くなる。 「頭数からの期待値」は各行の min(3,頭数)/頭数 の平均で、頭数構成の違いを取り除いて比べるための基準値。

内枠で走る種牡馬

内(1-3枠)と外(7-8枠)の複勝率差が大きい順。内外それぞれ15走以上の種牡馬が対象。

外枠で走る種牡馬

外(7-8枠)の複勝率が内(1-3枠)を上回る順。内外それぞれ15走以上の種牡馬が対象。

03

展開・脚質 — どこまで前で運べばいいか

逃げの勝率23.5%・複勝率51.1%、先行を含めると勝ち馬の72%が4番手以内から出ている(頭数から期待される45%に対し+27.4pt)。馬場が渋ると逃げの複勝率は良馬場の48.7%から54.4%へさらに上がる。

脚質出走勝率複勝率補正差良・複勝率渋・複勝率
逃げ 536走 23.5% 51.1% +17.5pt 48.7% 54.4%
先行 1,565走 16.0% 42.0% +8.3pt 41.7% 42.5%
差し 1,145走 7.1% 27.3% −1.1pt 27.7% 26.9%
追込 1,625走 3.9% 19.6% −12.5pt 20.1% 18.8%

勝ち馬の脚質内訳

勝ち馬のうち4番手以内は72%。平均9.3頭という頭数から期待される45%に対し+27.4pt。

04

園田1870m・3行まとめ

位置取りは決め手にならない

逃げ複勝率51.1%、先行も42.0%。勝ち馬の72%は最初のコーナー4番手以内で、頭数補正後も+27.4pt。地方のコースとしては差し・追込にも出番がある部類。

枠はやや内有利

頭数補正後の内外差は+2.3pt(生の複勝率は内35.1%・外28.8%)。血統ではルーラーシップのように外枠で数字を上げる例もある。

渋ったら血統表を見る

渋った馬場は全体の42%。良→渋で複勝率が20.1pt動く種牡馬もいる。雨の日はもう一段絞れる。