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KEIBA COURSE DATA — URAWA 2000m

URAWA DIRT 2000m 浦和2000mは「前有利、ただし差しも届く」
——渋った馬場で買う血統まで一気に読む

浦和ダート2000mを2017〜2026年・357レースぶん集計した。最初のコーナーを先頭で回った馬(逃げ)の複勝率は50.5%。勝ち馬の65%が4番手以内から出ており、これは平均11.1頭という頭数から期待される36%を+29.5pt上回る。良馬場と渋った馬場で成績が入れ替わる種牡馬——「馬場で買い替える血統」もコース単位で出した。

2017-11-23 〜 2026-07-17 集計・357レース3,963走(当サイト独自集計)

集計レース数
357R
2017〜2026年・平均11.1頭
逃げ 複勝率
50.5%
勝率24.7%・脚質別トップ
内外差(頭数補正後)
+0.2pt
内(1-3枠)が上・複勝率ベース
渋った馬場の割合
46%
稍重・重・不良の合計
脚質は最初のコーナーの通過順で判定(逃げ=先頭 / 先行=2〜4番手 / 差し=中団 / 追込=後方)。前が優勢だが、差しも十分に取り切れる範囲。

このページの数字の読み方

少頭数のレースが多いコースほど、複勝率も「4番手以内で決まる率」も自然に高く出ます (6頭立てなら3頭に1頭以上が3着以内に入るため)。会場どうしを並べて比べられるように、 本ページでは頭数から決まる期待値との差(pt)を併記しています。 「+4.0pt」なら、同じ頭数構成のレースをランダムに選んだときより4ポイント高い、という意味です。

01

馬場状態別×血統 — 渋って買う種牡馬、割り引く種牡馬

コース×血統の成績表はよく見るが、「同じコースで馬場が渋ったときだけ走る血統」まではなかなか出てこない。浦和2000mの血統データ3,663走を、良馬場と渋った馬場(稍重・重・不良)に分けて比べた。まずはベースとなる種牡馬ランキングから。

種牡馬(50走以上・複勝率順)出走勝率複勝率
1. キングカメハメハ 57走 17.5% 47.4%
2. シニスターミニスター 57走 15.8% 47.4%
3. ハーツクライ 60走 10.0% 31.7%
4. ジャスタウェイ 64走 14.1% 31.2%
5. キズナ 85走 7.1% 30.6%
6. フリオーソ 115走 7.8% 28.7%
7. パイロ 57走 10.5% 28.1%
8. ワールドエース 51走 3.9% 27.5%
9. トーセンジョーダン 53走 7.5% 22.6%
10. ベルシャザール 78走 3.8% 19.2%

対象: 浦和2000mで50走以上の種牡馬(該当12頭)。血統データが取得できた3,663走で集計。

渋った馬場で複勝率が上がる種牡馬

種牡馬渋 出走渋 複勝率良 出走良 複勝率
ベルシャザール 34走29.4% 44走11.4% +18.0pt
アイルハヴアナザー 39走25.6% 40走10.0% +15.6pt
パイロ 30走30.0% 27走25.9% +4.1pt
トーセンジョーダン 20走25.0% 33走21.2% +3.8pt

渋った馬場で複勝率が下がる種牡馬

種牡馬渋 出走渋 複勝率良 出走良 複勝率
ハーツクライ 30走20.0% 30走43.3% −23.3pt
ワールドエース 23走17.4% 28走35.7% −18.3pt
フリオーソ 42走19.0% 73走34.2% −15.2pt
ジャスタウェイ 27走25.9% 37走35.1% −9.2pt
キングカメハメハ 25走44.0% 32走50.0% −6.0pt
シニスターミニスター 35走45.7% 22走50.0% −4.3pt
キズナ 43走30.2% 42走31.0% −0.8pt
エスケンデレヤ 26走15.4% 44走15.9% −0.5pt

対象: 全体50走以上かつ良・渋それぞれ20走以上の種牡馬。 地方のダートは散水込みで馬場が動くため「渋=稍重・重・不良」でまとめている。 標本が数十走のセルは1〜2頭の当たり外れで数pt動く。傾向の「向き」を見る資料として使ってほしい。

02

枠順傾向 — 枠でどこまで差がつくか

生の複勝率は内(1-3枠)27.7%・外(7-8枠)27.1%。ただし外枠は多頭数レースで2頭ずつ入るぶん頭数の影響を受けるため、頭数から決まる期待値との差で比べると内外の差が+0.2ptにとどまり、枠でほとんど差がつかないコース。血統単位で見ると、枠との相性はさらに分かれる。

出走勝率複勝率頭数からの期待値補正差
1枠 350走 9.4% 24.9% 26.9% −2.0pt
2枠 348走 10.1% 29.3% 26.9% +2.4pt
3枠 350走 8.6% 28.9% 26.9% +2.0pt
4枠 354走 10.7% 29.7% 26.9% +2.8pt
5枠 582走 6.4% 23.5% 26.1% −2.6pt
6枠 626走 10.7% 27.6% 26.3% +1.3pt
7枠 667走 9.7% 27.6% 26.4% +1.2pt
8枠 686走 7.7% 26.5% 26.5% +0.0pt

枠番は馬番と頭数から算出(8枠制)。多頭数レースでは外枠に2頭ずつ入るため出走数が内枠より多くなる。 「頭数からの期待値」は各行の min(3,頭数)/頭数 の平均で、頭数構成の違いを取り除いて比べるための基準値。

内枠で走る種牡馬

内(1-3枠)と外(7-8枠)の複勝率差が大きい順。内外それぞれ15走以上の種牡馬が対象。

外枠で走る種牡馬

外(7-8枠)の複勝率が内(1-3枠)を上回る順。内外それぞれ15走以上の種牡馬が対象。

03

展開・脚質 — どこまで前で運べばいいか

逃げの勝率24.7%・複勝率50.5%、先行を含めると勝ち馬の65%が4番手以内から出ている(頭数から期待される36%に対し+29.5pt)。馬場が渋ると逃げの複勝率は良馬場の48.0%から53.6%へさらに上がる。

脚質出走勝率複勝率補正差良・複勝率渋・複勝率
逃げ 364走 24.7% 50.5% +23.6pt 48.0% 53.6%
先行 1,076走 13.4% 39.5% +12.6pt 39.3% 39.8%
差し 1,238走 6.9% 25.0% −1.1pt 26.0% 23.9%
追込 1,285走 3.0% 11.8% −14.8pt 11.4% 12.3%

勝ち馬の脚質内訳

勝ち馬のうち4番手以内は65%。平均11.1頭という頭数から期待される36%に対し+29.5pt。

04

浦和2000m・3行まとめ

前が優勢、差しも届く

逃げ複勝率50.5%、先行も39.5%。勝ち馬の65%は最初のコーナー4番手以内で、頭数補正後も+29.5pt。テンに行ける馬から組み立てたい。

枠はほぼ互角

頭数補正後の内外差は+0.2pt(生の複勝率は内27.7%・外27.1%)。血統ではジャスタウェイのように外枠で数字を上げる例もある。

渋ったら血統表を見る

渋った馬場は全体の46%。良→渋で複勝率が18.0pt動く種牡馬もいる。雨の日はもう一段絞れる。